インクカートリッジ

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鳥巣実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-301519
公開番号（公開出願番号）：特開平11-129489
出願日： 1997年11月04日
公開日（公表日）： 1999年05月18日
要約：

【要約】【課題】インク供給針を引き抜く際に、弾性シール材がインク供給針と一緒に抜けるのを防止でき、かつ長期にわたって高いシール性を維持することができるインクカートリッジを提供する。【解決手段】インク袋体2に固着された筒状部材5内に弾性シール材6が挿嵌され、さらに筒状部材5の開放端部側を覆ってテープ材7が設けられる。テープ材7は前記筒状部材5とほぼ同材質の表面層7aを有し、テープ材7の表面層7aが筒状部材5に溶着される。その高い結合力により、テープ材7は、インク供給針が引き抜かれる際に、弾性シール材6が筒状部材5内から抜けるのを規制する。また、密閉状態を長期にわたって維持しインクへの空気の混入を防止する。

請求項（抜粋）：

インクを貯留するインク容器と、該インク容器に固着されインク供給孔を有する筒状部材と、該筒状部材内に嵌挿されインク容器外部と内部との連通を遮断する弾性シール材とを備え、インク供給針が前記弾性シール材を介してインク供給孔に挿通されることで、前記インク供給針を通じて、インク容器内部のインクが外部に導き出されるインクカートリッジにおいて、前記筒状部材の開放端部側に溶着され前記弾性シール材を筒状部材内に保持するテープ材を備え、前記テープ材が、前記筒状部材とほぼ同材質の表面層を有し、該表面層が筒状部材に溶着されていることを特徴とするインクカートリッジ。

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