特許
J-GLOBAL ID:200903015783223557

自動車車輪用の横断方向曲率が大きいタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335221
公開番号(公開出願番号):特開平8-238909
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【課題】 接着性及び寸法の均一さと共にエラストマーシートに構造的強度を著しく増大させ、従って、従来技術のものと比較して著しく薄い厚さを実現することが可能な自動車用タイヤを提供すること。【解決手段】 自動車用タイヤにおいて、カーカスプライ3とベルト構造体6との間に補助的支持要素9が介在され、非延伸性コード7を巻くことにより連続的に形成されたコイル7aをコームドラム10のセクター上に安定状態に保持するために、該要素がベルト構造体6の製造工程中に採用される。該補助的支持要素9は、該材料の接着能を損うことなく、該材料の延伸性を増すべく1乃至10phrの量にて短いアラミド繊維を含むエラストマーシートの形態にて形成される。混合体中に短いアラミド繊維を添加する結果、補助的支持要素9の厚さを0.075mmの値まで薄くすることが可能となる。
請求項(抜粋):
その周端縁(3a)が二つのビードコア(4)の周りで折り返された少なくとも一つのカーカスプライ(3)から成るカーカス構造体(2)と、該カーカスプライ(3)の周方向に伸長するベルト構造体(6)であって、湾曲した横断方向プロフィルに従って並べて配置された複数の周方向コイル(7a)として巻かれた周方向に非延伸性の少なくとも一つのコード(7)を有する前記ベルト構造体(6)と、該ベルト構造体(6)の周方向に取付けられたトレッドバンド(8)とを備え、前記非延伸性コード(7)がエラストマー材料の補助的支持要素(9)に巻かれ、該補助的支持要素(9)は、前記ベルト構造体(2)とカーカスプライ(3)と間に介在されたシートの形態にて形成され且つ前記コイル(7a)により形成された層の横断方向曲率のプロフィルに従った形状とされた、特に、自動車車輪用の横断方向曲率が大きいタイヤにして、前記補助的支持要素(9)が、タイヤの製造工程中、未加工状態にあるとき、接着機能を著しく変化させずに、前記材料の延伸性を増し得るように、前記シートを形成するエラストマー材料中に均質に分散された接合手段を更に備えることを特徴とするタイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/18 ,  B29D 30/30
FI (3件):
B60C 9/18 P ,  B60C 9/18 J ,  B29D 30/30
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
  • 自動二輪車用ラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-044461   出願人:住友ゴム工業株式会社
  • 特開平1-247203
  • 特開昭60-050004
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