特許
J-GLOBAL ID:200903015805319413

コンクリート脚柱の鋼板による耐震補強方法とその部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々井 克郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-257222
公開番号(公開出願番号):特開平9-078852
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、コンクリート脚柱の鋼板による耐震補強方法とそれに使用する鋼板部材の提供である。【構成】 方法は、脚柱を分割された鋼板で囲み、分割された鋼板のシーム部を内側から連結用部材で連結し、隙間にグラウト材を充填することからなる。連結方法は、シーム部の低い位置に、窓形成用切り欠き部を設け、切り欠き部を除くシーム部の全長にわたり内側にそって突起部を設け、連結用部材を窓から内側の突起部上に挿入していくことによる。
請求項(抜粋):
コンクリート脚柱の周囲を、直線シーム部を有する鋼板部材連結物で補強する方法に於て、断面が長手方向にわたって常に同じ形状であり係合面を有する突起部を、該直線シーム部に沿った鋼板部材の内側に設け、該鋼板部材のシーム部のそれぞれの任意の位置に、連結状態で隣り合う該突起部の両方の幅より広いある長さを有する窓が形成される寸法の、切り欠き部をシーム部あたり少なくとも一つ設け、該鋼板部材の複数個を、コンクリート脚柱の壁面から必要な距離をおいたコンクリート脚柱の周囲の連結されるべき位置に位置させ、該窓の長さと比較して該窓から挿入するのに長すぎない長さと該窓の幅より狭い幅とを有し、隣り合う該突起部の両方とそれぞれ係合するそれぞれの係合面を有する連結用部材の1個以上を、それぞれの係合面同士をかみあわせながら該隣り合う突起部上に、該窓から挿入し、コンクリート脚柱の壁面と該鋼板部材との間の隙間をモルタル等の硬化する流動性材料で充填し、該流動性材料の充填の前または後に、必要なら、鉄板の溶接等により該窓をふさぐ、ことからなる方法。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00
FI (3件):
E04G 23/02 F ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00

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