特許

J-GLOBAL ID：200903015807262290

靭性と溶接性に優れたH形鋼の製造方法

発明者： 内田 清 ,  松崎 明博 ,  天野 虔一 ,  近藤 信行
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小杉 佳男 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-322706
公開番号（公開出願番号）：特開平6-240350
出願日： 1993年12月21日
公開日（公表日）： 1994年08月30日
要約：

【要約】【目的】非調質で低降伏比かつ引張強さ50kg/mm2 以上を有する優れた靭性と溶接性を備えたH形鋼の製造方法を提供する。【構成】C :0.03〜0.15重量%、Si:0.05〜0.50重量%、Mn:0.50〜2.0重量%、固溶Al:0.005〜0.05重量%、Nb:0.01〜0.10重量%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼片を、1200〜1350°Cの温度範囲に加熱し、Ar3 点以上の温度でH形鋼の熱間圧延を終了し、その後フェライトが30%以上析出する温度まで放冷し、その後前記H形鋼のフランジの外側及び内側から板厚の(1/4)t部を0.3°C/sec〜5°C/secの範囲の冷却速度で600°C以下まで冷却し、その後空冷する。

請求項（抜粋）：

C :0.03〜0.15重量%Si:0.05〜0.50重量%Mn:0.50〜2.0重量%固溶Al:0.005〜0.05重量%Nb:0.01〜0.10重量%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼片を、1200〜1350°Cの温度範囲に加熱し、Ar3 点以上の温度でH形鋼の熱間圧延を終了し、その後フェライトが30%以上析出する温度まで放冷し、その後前記H形鋼のフランジの外側及び内側から板厚の(1/4)t部を0.3°C/sec〜5°C/secの範囲の冷却速度で600°C以下まで冷却し、その後空冷することを特徴とする靭性と溶接性に優れたH形鋼の製造方法。

IPC (4件)：

C21D 8/00 ,  C21D 9/00 102 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12