特許
J-GLOBAL ID:200903015809242989

半導体レーザ素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  黒木 義樹 ,  近藤 伊知良 ,  中山 浩光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-259095
公開番号(公開出願番号):特開2009-088411
出願日: 2007年10月02日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】レーザ発振波長を変更可能であって、光学的損失を抑えつつ光処理素子を同一基板上に集積可能な半導体レーザ素子を提供する。【解決手段】半導体レーザ素子1は、第1の反射手段3及び第2の反射手段5によってレーザキャビティが構成されている。第2の反射手段5は、利得導波路7及び第1の反射手段3と直列に半導体基板S上に配置されたチャープ型回折格子55であり、半導体レーザ素子1におけるレーザ光の出射面として機能する。このような構成により、溝をレーザ光の反射手段にする場合とは異なり、溝を挟んだ2つの半導体光導波路の光結合効率や、溝内での多重反射の影響を回避することが可能となっており、光学的損失を抑えつつ光処理素子を同一半導体基板S上に集積できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
レーザ発振波長を変更可能な半導体レーザ素子であって、 前記半導体レーザ素子のレーザキャビティを構成する第1の反射手段及び第2の反射手段と、 前記レーザキャビティ内に配置され、キャリア注入によって光学的利得を増幅させる利得導波路と、 前記利得導波路、前記第1の反射手段、及び前記第2の反射手段が直列に配置された半導体基板と、を備え、 前記第1の反射手段は、 周期的な反射特性を有する第1の回折格子と、 前記第1の回折格子とは異なる周期の反射特性を有する第2の回折格子と、 前記第1の回折格子及び前記第2の回折格子の少なくとも一方に信号を印加するための電極と、 前記第1の回折格子による反射光と、前記第2の回折格子による反射光を結合する結合手段とを有し、 第2の反射手段は、 前記利得導波路に光学的に結合され、前記第1の反射手段による反射光の波長可変帯域よりも広い反射帯域を持つチャープ型回折格子を有し、 前記半導体基板上には、前記チャープ型回折格子に光学的に結合された光処理素子が設けられていること特徴とする半導体レーザ素子。
IPC (1件):
H01S 5/026
FI (2件):
H01S5/026 618 ,  H01S5/026 616
Fターム (10件):
5F173AB04 ,  5F173AB23 ,  5F173AB24 ,  5F173AB45 ,  5F173AD12 ,  5F173AD16 ,  5F173AD19 ,  5F173AD30 ,  5F173AH12 ,  5F173AR06

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