特許
J-GLOBAL ID:200903015820793717

YUVデータによりディストーション補正を行うディジタル撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063961
公開番号(公開出願番号):特開平11-250239
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 ディストーションが比較的大きい安価なレンズを用い、演算によりディストーション補正を行う場合、画像データをYUVデータに変換し近似多項式演算した後、輝度信号と色差信号ではそれぞれ異なる補間演算を行うことにより、演算時間の短縮を図り、速やかに次の撮影の準備に入ることができるディジタル撮像装置を提供する。【解決手段】 ROM7に、撮影レンズ1のレンズ性能特性である像高-ディストーション曲線を表す近似多項式の係数が格納されている。撮影レンズ1から取り入れた被写体のRGBデータをバッファメモリ5に一時記憶する。YUVデータ変換部6aによりバッファメモリ5内のRGBデータをYUVデータに変換する。近似多項式演算部6bにより、ROM7に格納されている係数と、YUVデータの各画素の座標データを用い、近似多項式の演算を行う。そして補間演算部6cによりYデータは9個の画素によるラグランジュの補間式を、UVデータは4個の画素による線形補間式をそれぞれ用いて補間演算を行う。
請求項(抜粋):
被写体を撮影する撮影レンズと、前記撮影レンズにより結像した光学像を電気変換する撮像素子と、前記撮像素子からのアナログデータをディジタルデータに変換するA/D変換器とを備え、撮像した被写体像のディジタルデータを記録媒体に記録するディジタル撮像装置において、前記撮影レンズから取り入れた被写体画像のRGBデータを一時記憶するバッファメモリと、前記撮影レンズのレンズ性能特性である像高-ディストーション曲線を表す近似多項式の係数を格納したメモリ手段と、前記バッファメモリに格納されたRGBデータをYUVデータに変換するYUVデータ変換手段と、前記メモリ手段に格納されている係数と、前記YUVデータの各画素の座標データを用い、前記近似多項式の演算を行い、前記YUVデータの各画素の座標データに対しディストーション補正した画像データの各画素の座標データを得る近似多項式演算手段と、前記近似多項式演算手段で演算して得たYUVデータの各画素の座標データにおいてYデータは第1の補間法により、UVデータは前記第1の補間法より演算量が少ない第2の補間法によりそれぞれ整数値に対する画素濃度を算出する補間演算手段と、を備えたことを特徴とするYUVデータによりディストーション補正を行うディジタル撮像装置。
IPC (4件):
G06T 3/00 ,  G06T 1/00 ,  H04N 5/232 ,  H04N 9/07
FI (4件):
G06F 15/66 360 ,  H04N 5/232 Z ,  H04N 9/07 C ,  G06F 15/64 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-326071   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 画像処理装置及びその方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-113689   出願人:キヤノン株式会社

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