特許
J-GLOBAL ID:200903015824311040

電流ループ伝送システムの送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101628
公開番号(公開出願番号):特開平6-314992
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】機器毎の送受信用フォトカプラを直列にループ状に接続して伝送を行うシステムで、送信用フォトカプラのターンオフ遅れによりループ電流波形が歪み高速伝送困難となる事を改善する。【構成】送信回路をフォトカプラ3,4、トランジスタ18,19,28等により構成する。即ちロジック送信信号aのL→Hの変化時、トランジスタ28,フォトカプラ4はオン→オフに、トランジスタ18,フォトカプラ3はオフ→オンとなりフォトカプラ4のターンオフ遅れに関わらず、フォトカプラ3の早いターンオンによってスイッチングトランジスタ19も早くオンし電流信号bは速やかに立上る。同様に送信信号aのH→Lの変化時、フォトカプラ3はオン→オフ、フォトカプラ4はオフ→オンに変化し、フォトカプラ3のターンオフ遅れに関わらずフォトカプラ4の早いターンオンでスイッチングトランジスタ19も速やかにオフする。
請求項(抜粋):
交信を行う複数の機器が夫々送信用フォトカプラのフォトトランジスタと受信用フォトカプラのフォトダイオードとを通電可能な極性に直列に接続した直列回路を持ち、この機器ごとの複数の直列回路を直流電源,電流制限抵抗と共に順次通電可能な極性に直列に接続してループを形成し、各機器はその送信用フォトカプラを常時はオンに保つと共に、送信の際は当該の機器がその送信用フォトカプラを介し前記ループの電流を断続して信号を送出する電流ループ伝送システムにおいて、前記送信用フォトカプラを制御信号に応じ高速に開閉し得る半導体のスイッチング手段に置換えて、対となる受信用フォトカプラのフォトダイオードと直列に接続し、各機器ごとに別に第1,第2の2つのフォトカプラを設け、少なくともこの2つのフォトカプラのフォトトランジスタを通電可能な極性に直列に接続して、この直列回路を各当該の機器の前記スイッチング手段と受信用フォトカプラのフォトダイオードとの直列回路に対する並列回路内に通電可能な極性に設け、前記対となる第1,第2のフォトカプラの夫々のフォトダイオードをロジック送信信号のH,Lに対応して一方をオン,オフ他方をオフ,オン、するフォトカプラ1次制御手段を設け、この対となる第1,第2のフォトカプラのフォトトランジスタの相互の接続点の電位変化を対応する前記スイッチング手段への制御信号として与えるようにしたことを特徴とする電流ループ伝送システムの送信回路。
IPC (2件):
H04B 3/50 ,  H03K 17/78

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