特許
J-GLOBAL ID:200903015828040840

タイヤ性能のシミュレーション方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-177548
公開番号(公開出願番号):特開2003-072328
出願日: 1997年11月25日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 タイヤ性能を精度良くシミュレートする。【解決手段】 評価対象のタイヤを有限個の多数の要素に分割したタイヤ有限要素モデルで近似する。有限要素法を用いてタイヤ有限要素モデルからタイヤ性能を近似的にシミュレーションする。タイヤ有限要素モデルは、タイヤボディ部要素モデルと、トレッドパターン要素部とから構成される。タイヤボディ部要素モデルは、カーカス、ベルトを含むコード補強材と、サイドウォールゴム、ビードゴムを含むゴム部と、ビードコアとがタイヤ周方向に同一断面形状で連続するものである。トレッドパターン要素部は、タイヤのトレッドパターンをタイヤ周方向の全周に亘り有限個の多数の要素に分割したものからなり、トレッドパターンが異なる複数のモデルを含む。タイヤ有限要素モデルは、仮想路面に接地させて所定の走行条件で走行シミュレーションを行ないタイヤ有限要素モデルから所定の情報を取得する。
請求項(抜粋):
評価しようとするタイヤを有限個の多数の要素に分割したタイヤ有限要素モデルで近似し、有限要素法を用いて前記タイヤ有限要素モデルからタイヤ性能をシミュレーションするタイヤ性能のシミュレーション方法であって、カーカス、ベルトを含むコード補強材と、サイドウォールゴム、ビードゴムを含むゴム部と、ビードコアとがタイヤ周方向に同一断面形状で連続するタイヤボディ部を有限個の要素に分割してタイヤボディ部要素モデルを設定する処理と、タイヤ周方向にのびる縦溝とこの縦溝と交わる向きにのびる横溝とを有する前記タイヤのトレッドパターンをタイヤ周方向の全周に亘り有限個の多数の要素に分割したトレッドパターン部要素モデルを設定する処理と、このトレッドパターン部要素モデルを前記タイヤボディ部要素モデルに結合することによりタイヤ有限要素モデルを設定する処理と、前記タイヤ有限要素モデルの内圧、軸荷重、スリップ角、キャンバー角、タイヤ有限要素モデルと仮想路面との間の摩擦係数を含む走行条件を設定するとともに、このタイヤ有限要素モデルを仮想リムに装着し前記仮想路面に対して接触又は相対移動させる走行シミュレーション処理と、前記走行シミュレーション中のタイヤ有限要素モデルから所定の情報を取得する情報取得処理とを含むとともに、前記トレッドパターン部要素モデルは、前記トレッドパターンが異なる複数のモデルを含むことを特徴とするタイヤ性能のシミュレーション方法。
IPC (4件):
B60C 19/00 ,  G01M 17/02 ,  G06F 17/50 612 ,  G06F 17/50 680
FI (4件):
B60C 19/00 Z ,  G06F 17/50 612 J ,  G06F 17/50 680 Z ,  G01M 17/02
Fターム (3件):
5B046AA04 ,  5B046JA04 ,  5B046JA07
引用文献:
出願人引用 (6件)
  • Transient Response of a Rotating Tire under Multiple Impacts with a Road Bump Using PAM-SHOCK
  • Tire Transient Analysis with an Explicit Finite Element Program
  • Some Notes on the Finite Element Analysis of Tires
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審査官引用 (6件)
  • Transient Response of a Rotating Tire under Multiple Impacts with a Road Bump Using PAM-SHOCK
  • Tire Transient Analysis with an Explicit Finite Element Program
  • Some Notes on the Finite Element Analysis of Tires
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