特許
J-GLOBAL ID:200903015835442996

インクジェットヘッドの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262976
公開番号(公開出願番号):特開2000-015802
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】ダミーインク室を間に介して両側のインク室が同時にインク吐出動作を行うときのインク室から共通インク室に与える圧力振動の影響を低減する。【解決手段】複数のインク室を圧電部材からなる側壁で隔てて形成するとともにインク吐出を行うインク室とインク吐出を行わないダミーインク室を交互に配置し、各インク室へのインクの供給を共通インク室から行うインクジェットヘッドを使用してインク室からのインク滴の吐出を連続的に複数回行うことで階調印刷を行うとともに各インク滴の吐出速度を逐次高めて後からのインク滴を先のインク滴に合体させて1ドット液滴を形成する場合に、ダミーインク室を介して隣合うインク室を同時に駆動するときには、一方のインク室内の圧力が高められるとき他方のインク室内の圧力が減少するように両者に印加する駆動パルス電圧q1,q2 のタイミングをずらす。
請求項(抜粋):
複数のインク室を圧電部材からなる側壁で隔てて形成し、前記各インク室の側壁を構成した圧電部材に駆動パルス電圧を選択的に印加して変位させ、この圧電部材の変位により前記各インク室を選択的に変形させてインク室からインクを吐出させるとともに前記各インク室へのインクの供給を共通インク室から行うインクジェットヘッドに対して、先ず、インク室の容積を増加させてインク室の圧力を減少させ、続いて、インク室の容積を減少させてインク室の圧力を高めることによりインク滴の吐出を行い、その後、インク室の容積を元に戻し、これを複数回繰返すことで複数回のインク滴の吐出を行うとともにこのインク滴の吐出速度を逐次高めて後から吐出するインク滴を先に吐出したインク滴に合体させて1ドット液滴を形成する駆動を行う駆動方法において、前記インクジェットヘッドとして、インク吐出を行うインク室とインク吐出を行わないダミーインク室を交互に配置したインクジェットヘッドを使用し、ダミーインク室を介して隣合うインク室を同時に駆動するときには、一方のインク室内の圧力が高められるとき他方のインク室内の圧力が減少するように両者に印加する駆動パルス電圧のタイミングをずらしたことを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (12件):
2C057AF39 ,  2C057AF40 ,  2C057AG12 ,  2C057AG37 ,  2C057AG45 ,  2C057AM03 ,  2C057AM18 ,  2C057AR09 ,  2C057AR16 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14 ,  2C057CA04

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