特許
J-GLOBAL ID:200903015841757591

廃棄物溶融炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040282
公開番号(公開出願番号):特開平11-237020
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 装入された被処理物を溶融処理する主室1内に燃焼装置2を設けるとともに、主室1からの燃焼排ガスを完全燃焼させる後燃焼室3を設けてある廃棄物溶融炉の燃焼状態を良好に維持しながら、窒素酸化物及び一酸化炭素の生成及び排出を抑制できるようにする。【解決手段】 後燃焼室3からの排ガス中の排出酸素濃度(Po2(%) )と、主室1及び後燃焼室3への供給総空気量(GaT)とを基に、Gae=GaT×(21-Po2)/21として主室1内の可燃物に関する理論空気量(Gae)を求め、理論空気量(Gae)及び設定された目標主室空気比(αP)を基に、GaP=Gae×αP として主室1内の可燃物に対する目標主室空気量(GaP)を求めて、主室1に供給する主室空気量を、目標主室空気量(GaP)に維持するように調節して、主室1内を所定の空気比範囲内に維持する空気量調節手段14とを設けてある。
請求項(抜粋):
装入された被処理物を溶融処理する主室(1)に、前記主室(1)内に燃料及び主室空気を供給して燃焼火炎を形成する燃焼装置(2)を設けるとともに、前記主室(1)からの燃焼排ガスに後燃焼空気を供給して完全燃焼させる後燃焼室(3)を設けてある廃棄物溶融炉の燃焼制御装置であって、前記後燃焼室(3)からの排ガス中の排出酸素濃度を検出する酸素検出手段(7)と、前記酸素検出手段(7)で検出した前記後燃焼室(3)出口の排出酸素濃度と、前記主室(1)及び前記後燃焼室(3)に供給される総空気量とに基づき、計算式Gae=GaT×(21-Po2)/21(但し、Gae:主室内の可燃物に関する理論空気量(Nm3/h)、Ga T :総空気量(Nm3/h)、Po2:後燃焼室出口の排出酸素濃度(%) )により前記主室(1)内の可燃物に関する理論空気量を演算導出する理論空気量演算手段(16)と、前記理論空気量演算手段(16)で演算導出した理論空気量を入力して、設定された目標主室空気比を基に、計算式GaP=Gae×αP(但し、GaP:目標主室空気量(Nm3/h)、αP :目標主室空気比)により前記主室(1)内の可燃物に対する目標主室空気量を演算導出する主室空気量演算手段(15)と、前記主室空気量演算手段(15)で演算導出した目標主室空気量に基づき、前記主室(1)に供給する主室空気量を調節して、前記主室(1)内を所定の空気比範囲内に維持する空気量調節手段(14)とを設けてある廃棄物溶融炉の燃焼制御装置。
IPC (3件):
F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/12 ZAB
FI (3件):
F23G 5/50 ZAB H ,  F23G 5/00 115 A ,  F23G 5/12 ZAB
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-090512
  • 溶融炉への酸素供給方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-230800   出願人:日本碍子株式会社
  • 特開昭57-090512

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