特許
J-GLOBAL ID:200903015842377865

平版印刷版の製造装置及び、この平版印刷版の製造装置における絶縁不良箇所の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-205963
公開番号(公開出願番号):特開2003-019876
出願日: 2001年07月06日
公開日(公表日): 2003年01月21日
要約:
【要約】【課題】 電解電流の変化に影響されることなく、接地手段の上流側での絶縁不良の発生を常に高い感度で検出し、かつ接地手段における導電性不良を検出する。【解決手段】 プロセスコンピュータ114のアラーム発生部116には、漏洩電流の上限しきい値及び下限しきい値がそれぞれ設定可能とされている。一方、プロセスコンピュータ114は、アルミウエブ10に対する電解処理の開始前、又は電解処理条件が変更されるタイミングで、電解電流の設定値等に基づいて上限しきい値及び下限しきい値をそれぞれ算出し、算出された上限しきい値及び下限しきい値をアラーム発生部116に設定する。アラーム発生部116は、電流測定器76により測定される漏洩電流が上限しきい値を越えた場合及び下限しきい値未満になった場合に、それぞれプロセスコンピュータ114におけるアラーム処理部118にアラーム信号及び漏洩電流の測定値を出力する。
請求項(抜粋):
平版印刷版の支持体となる長尺帯状の金属ウエブを連続的に送り出すウエブ送出部と、前記ウエブ送出部から送り出された金属ウエブを所定の搬送経路に沿って搬送するウエブ搬送手段と、前記搬送経路に沿って設けられ、前記ウエブ搬送手段により搬送されている金属ウエブを連続的に電解処理する電解処理部と、前記搬送経路に沿って前記電解処理部の下流側に配置され、金属ウエブに接して該金属ウエブをグランド電位に維持されているグランド部に接地させる接地手段と、前記接地手段を通って金属ウエブからグランド部へ流れ出す漏洩電流を測定する電流測定手段と、前記電解処理部により供給される電解電流の電流値に応じて漏洩電流に対する上限しきい値及び下限しきい値がそれぞれ設定され、前記電解処理部による金属ウエブの電解処理時に、前記電流測定手段により測定される漏洩電流が前記上限しきい値と前記下限しきい値との間から外れるとアラームを出力する警報手段と、を有することを特徴とする平版印刷版の製造装置。
IPC (3件):
B41N 3/03 ,  C25D 11/04 ,  G01R 31/02
FI (4件):
B41N 3/03 ,  C25D 11/04 B ,  C25D 11/04 F ,  G01R 31/02
Fターム (13件):
2G014AA16 ,  2G014AB30 ,  2G014AC15 ,  2H114AA04 ,  2H114AA14 ,  2H114AA23 ,  2H114BA01 ,  2H114BA10 ,  2H114DA04 ,  2H114EA01 ,  2H114EA02 ,  2H114FA04 ,  2H114GA09

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