特許
J-GLOBAL ID:200903015851437390

組織採取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-246882
公開番号(公開出願番号):特開2001-070307
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 管部材の先端に円周状の外刃を設け、穿刺部材側に内刃と組織を収容するための収容凹部とを設けて、体内に刺し込んで生体組織を採取するに当って、有効な量の組織を容易に採取し、かつ採取した組織を容易に取り出すことができるようにする。【解決手段】 鞘部材30内に外套パイプ31と穿刺部材32とを装着し、外套パイプ31の先端に円周方向の全体に及ぶ外刃33を形成すると共に、穿刺部材32の穿刺部34の基端部に内刃36を形成し、かつ内刃36形成位置より内側に収容凹部37を形成し、外套パイプ31及び穿刺部材32が組織採取箇所T内にまで進入した時に外刃33を内刃36より基端側に位置させて、この外刃33を内刃36に向けて押し出すことによって、組織を収容凹部37に向けて追い込んだ状態で、外刃33と内刃36との接合により組織を切断して収容凹部37内に取り込む。
請求項(抜粋):
長尺の管部材内に、先端側に設けた穿刺部と、この穿刺部を前記管部材から出没させるように操作可能な操作軸とからなる穿刺部材を挿通させて設け、前記管部材の先端部の全周に、その内周エッジ側が尖った外刃を形成し、また前記穿刺部材には、この外刃との間で組織を切断するための内刃を形成し、さらにこの内刃形成部より半径方向内側に組織を収容するための収容凹部を形成する構成としたことを特徴とする組織採取装置。

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