特許
J-GLOBAL ID:200903015852223890

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271055
公開番号(公開出願番号):特開平9-112458
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、密閉形スクロール圧縮機において、従来技術におけるスクロール圧縮機の性能低下と信頼性の低下を解決することにある。【解決手段】 旋回スクロールの背面側の背圧室36と主軸14側上部周辺部の高圧油圧室とをシ-ルするシ-ル手段34を旋回スクロール軸受部32を有する旋回ボス部6cの先端面に対向したフレ-ム11の内周面に備え、旋回スクロールの軸方向移動及び傾動に拘りなく該シ-ル手段を除いて、旋回ボス部の先端面と上記フレ-ム内周面とに軸方向隙間を有する構成とし、圧縮機の性能を大幅に向上し、圧縮機の信頼性も改善する。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、スクロール圧縮機部と電動機を主軸を介して連設して収納すると共に、密閉容器室をフレームにて上下室に区画し、スクロール圧縮機部は、円板状鏡板に渦巻状のラップを直立する固定スクロール及び旋回スクロールを、ラップを内側にしてかみ合せ、旋回スクロールを主軸に連設する偏心軸部に係合し、旋回スクロールを自転することなく固定スクロールに対し旋回運動させ、固定スクロールには中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸入口を設け、吸入口よりガスを吸入し、両スクロールにて形成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口より圧縮ガスを密閉容器室に吐出し、さらに、吐出管を介し機外に吐出するスクロール圧縮機において、旋回スクロールの鏡板背面にある背圧室と主軸側上部周辺部の高圧油圧室とをシールするシール手段を旋回スクロール軸受部を有する旋回ボス部の先端面とこれに対向したフレーム中央部の端面との間に備え、旋回スクロールの軸方向移動及び傾動に拘りなく該シール手段のシール部を除いて、旋回ボス部の先端面とこれに対向しフレーム中央部端面とに軸方向隙間を有することを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02 ,  F04C 29/02 361
FI (4件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 18/02 311 J ,  F04C 29/02 B ,  F04C 29/02 361 A

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