特許
J-GLOBAL ID:200903015853344136

タレット型工作機械の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327655
公開番号(公開出願番号):特開平6-170693
出願日: 1992年12月08日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 スピンドルヘッド交換時の試加工を不要にする。【構成】 タレットの各ヘッド取付面ごとの個有の基準位置誤差を記憶部に記憶させる一方、各スピンドルヘッド単体での個有の基準位置誤差を識別情報とともにIDカードに記憶させておく。いずれかのスピンドルヘッドが加工位置に割り出されたときに、該当するスピンドルヘッドの基準位置誤差とヘッド取付面の基準位置誤差とを読み出して、累積された誤差補正量を算出する(ステップS3〜S7)。この誤差補正量を位置補正データとしてNC制御装置に出力して、タレットの位置を補正する(ステップS8,S9)。
請求項(抜粋):
タレットの外周の複数のヘッド取付面にスピンドルヘッドをそれぞれ着脱可能に装着し、前記タレットの割り出し回転によりいずれか一つのスピンドルヘッドを加工位置に割り出した上で切削加工を施すようにしたタレット型工作機械の制御方法において、前記ヘッド取付面が加工位置に割り出されたときのその加工位置での各ヘッド取付面ごとの個有の基準位置誤差と、前記各スピンドルヘッド単体での個有の基準位置誤差とを予め計測して所定の記憶手段に記憶させておく一方、前記各スピンドルヘッドには、そのスピンドルヘッドがいずれかのヘッド取付面に装着された場合に各ヘッド取付面側の読み取り装置によって読み取り可能な位置に各スピンドルヘッド個有の識別情報を付帯させておき、いずれかのスピンドルヘッドが加工位置に割り出されたときに、その加工位置に割り出されたスピンドルヘッド個有の基準位置誤差と該スピンドルヘッドが装着されているヘッド取付面の基準位置誤差とをそれぞれ読み出して、前記加工位置に割り出された特定のスピンドルヘッドとヘッド取付面との組み合わせのもとでの誤差補正量を算出し、この算出した誤差補正量を前記タレットの位置補正データとしてNC制御系に出力することを特徴とするタレット型工作機械の制御方法。
IPC (2件):
B23Q 15/00 307 ,  B23B 29/24
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平4-028498
  • 特開平4-348842
  • 特開平1-321149

前のページに戻る