特許

J-GLOBAL ID：200903015856095170

画像読み取り装置及び画像読み取り方法

発明者： 齋藤 謙一
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 渡部 敏彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-216997
公開番号（公開出願番号）：特開平11-055445
出願日： 1997年07月29日
公開日（公表日）： 1999年02月26日
要約：

【要約】【課題】 スキャンデータの未生成から生成完了までの一連の通信制御手段によって、すべての処理状況で上位管理装置が他処理の割り込みを禁止してしまうことを解消し、真にデータ受信処理が必要となる場合のみ他処理の割り込み禁止処理を実行し、上位管理装置の占有実行時間を最小限に押さえて、CPU実行時間を受信処理以外の処理へ効率的に割り振る事が可能な画像読み取り装置及び画像読み取り方法を提案する。【解決手段】 画像読み取り装置102によって生成されるスキャンデータを、上位管理装置101に転送するデータ通信制御手段中に、通信制御手段の生成が完了したか否かの信号を周期的なタイマー割り込みの呼び出しによって監視する受信信号監視手段と、その監視手段がスキャンデータの生成完了信号を確認した後に、他処理割り込みが禁止された状態のデータ受信処理に移行させる受信移行手段とを有する。

請求項（抜粋）：

スキャンデータの受信処理をタイマー割り込みからの呼び出しにて実行する制御手段と、他処理の割り込み禁止状態で実行する制御手段とを備えた上位管理装置に対し、スキャンデータを転送する画像読み取り装置において、前記タイマー割り込みから他処理の割り込み禁止状態への移行を、スキャンデータの生成状態に応じて制御する通信制御手段を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。