特許
J-GLOBAL ID:200903015857399113

薄鋳片の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318456
公開番号(公開出願番号):特開平7-171663
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 薄鋳片の連続鋳造方法において、溶鋼吐出流による鋳型内での反転流の発生を制御して、吐出流の主流の凝固シェルへのアタックを防止する注湯方法を提供する。【構成】 本発明はフラットノズルの浸漬深さを鋳型幅、ノズル幅およびノズル〜鋳型短辺間距離等の幾何学的条件によって決定して、吐出流によるシェルアタックを抑止するために反転流のモーメントを最小とするものであって、ノズル浸漬深さL≧〔(ノズル〜鋳型短片間距離A)+110〕x0.45(mm)を満足し、かつシェル厚みが10mmの位置までを浸漬最大位置とすることにより、従来の反転流によって溶鋼主流が狭められる現象であったものを、反転流の影響をなくし、溶鋼主流が拡がる傾向を有しシェルアタックを発生しないことを特徴とする。
請求項(抜粋):
鋳型壁面との間で空間を形成して浸漬するフラットノズルによって溶鋼を注湯する薄鋳片の連続鋳造方法において、該フラットノズルのメニスカスからの浸漬深さを、鋳型幅、ノズル幅およびノズル位置の幾何学的条件等との関係に基づいて決定することによって、溶鋼吐出流が該フラットノズルと鋳型間空間に発生する反転流のモーメントを最小となすことを特徴とする薄鋳片の連続鋳造方法。
IPC (2件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/10 330

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