特許
J-GLOBAL ID:200903015866662889

伸縮ロッドの位置決め機構付き電動シリンダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129489
公開番号(公開出願番号):特開平8-308166
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 電動シリンダ装置においてピストンロッドに係る速度パターンおよび伸長・収縮時の停止位置を、実感できるようにして選定可能にする。【構成】 予め近接スイッチ25、26の位置をそれぞれ調節して、伸長または収縮する電動シリンダ本体1の伸縮ロッド11が減速を始める位置を選定しておいて、本装置を作動する。電動シリンダ本体1の誘導モータ14の駆動によりねじ機構22のねじ軸19が回転されて、指示部材24がナット23を介して移動されて近接スイッチ25または26がその存在を検知し、その後、ねじ軸19の回転角がロータリーエンコーダ27により連続的に検知されながら、コントローラ28からの指令により前記誘導モータ14の回転速度が漸減されて伸縮ロッド4が所要長さまで伸縮した時、誘導モータ14の回転駆動が停止される。
請求項(抜粋):
回転運動を直線運動に変換して伸縮ロッドを伸縮させる電動シリンダ装置における伸縮ロッドの伸長または収縮長さを設定する位置決め機構を有する電動シリンダ装置であって、前記電動シリンダ装置の電動シリンダ本体1にカバー13を介して装着され所定方向へ延びる長孔18aを有する支持部材18と、この支持部材18に装着されねじ軸19が前記電動シリンダ本体1の誘導モータ14の出力軸に伝動機構20を介して連結されたねじ機構22と、このねじ機構22のナット23に装着され一部が前記支持部材18の長孔18aを貫通して目視可能な指示部材24と、前記支持部材18に前記ねじ軸19の長手方向へ位置調節可能にして装着され前記指示部材24の存在を検知するセンサ25、26と、前記ねじ軸19の他端および前記支持部材18に嵌着されて前記センサ25、26が前記指示部材24の存在を検知した後のねじ軸19の回転量を検出する回転位置検出手段27と、前記カバー13に装着されかつ前記センサ25、26および前記回転位置検出手段27に電気的に接続されて前記センサ25、26および前記回転位置検出手段27からの信号に基づき前記誘導モータ14を制御するコントローラ28と、を具備したことを特徴とする位置決め機構付き電動シリンダ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-331442
  • 特開平4-331442

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