特許
J-GLOBAL ID:200903015867030711

画像領域抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064132
公開番号(公開出願番号):特開平11-250248
出願日: 1998年02月28日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】より正確な領域画像を抽出する装置を得ること。【解決手段】テクスチャ画像から領域画像を推定する領域画像抽出装置において、テクスチャ画像が、第1層である隠れ層で観測できない領域画像を生成する確率過程である領域過程と第2層である観測層であり各領域のテクスチャを表現する複数の確率過程であるテクスチャ過程とに階層化されたマルコフ確率場を用いてモデル化できると仮定し、テクスチャ過程としてガウスマルコフ確率場を用いて領域画像を推定するにあたって、テクスチャ過程のパラメータである相関行列の行列式の値が0であっても領域過程のみを用いて領域画像推定を行う第2推定手段をもうけることにより、より正確な領域画像を抽出できるようにした装置。
請求項(抜粋):
テクスチャ画像が、第1層である隠れ層で観測できない領域画像を生成する確率過程である領域過程と第2層である観測層であり各領域のテクスチャを表現する複数の確率過程であるテクスチャ過程とに階層化されたマルコフ確率場を用いてモデル化できると仮定し、テクスチャ過程としてガウスマルコフ確率場を用いて領域画像を推定するにあたって、テクスチャ画像と中間領域画像とから次の中間領域画像をテクスチャ過程と領域過程とに基づいて逐次、演算することにより最終的な領域画像の推定を行う装置において、テクスチャ過程のパラメータである相関行列の行列式が0か否かを判定する判定手段と、前記判定結果が0以外の場合に領域過程及びテクスチャ過程を用いて領域画像推定を行う第1推定手段と、前記判定結果が0の場合に領域過程のみを用いて領域画像推定を行う第2推定手段とを有する領域画像抽出装置。

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