特許
J-GLOBAL ID:200903015873989974

振動波モータ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006572
公開番号(公開出願番号):特開平8-205563
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 従来の振動波モータ駆動回路では、高価なD/A変換器を必要とし、また、D/A変換器とマイコンとの接続は複数本の信号線を要するため出力ポート数が多い大型のマイコンを必要とするので、占有面積やコストなどの面で改善する必要があった。本発明は従来の駆動回路よりも小型且つ低コストの振動波モータ駆動回路を提供する。【構成】 本発明の振動波モータ駆動回路では、マイコン1から発生されるPWM信号をローパスフィルタ2に入力させ、LPF2において該PWM信号の高周波成分のみをカットしてアナログ信号に変換する。この構成であると、マイコン1とLPF2との接続は一本の信号線ですみ、出力ポートの少ない小型且つ低価格のマイコンを使用することができる。また、LPF2に比べて高価なD/A変換器を必要としないので従来の駆動回路よりも小型で安価な振動波モータ駆動回路が実現する。
請求項(抜粋):
振動体の互いに異なる位置に配置された複数の電気-機械エネルギー変換素子群に対してそれぞれ位相の異なる交番電圧を印加することによって該振動体の表面に進行波振動を発生せしめ、該振動体の振動エネルギーを連続的機械運動として出力する振動波モータを駆動するための振動波モータ駆動回路であって、所定周波数のパルスを出力するパルス発生手段と、該パルス発生手段の出力パルスのパルス幅を変更するパルス幅変更手段と、該パルス幅変更手段の出力パルスのデューティを電圧値に変換するフィルタ手段と、該フィルタ手段の出力電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振手段と、該電圧制御発振手段の出力周波数の交番電圧を分周及び移相する分周及び移相手段と、を有していることを特徴とする振動波モータ駆動回路。

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