特許
J-GLOBAL ID:200903015876475440

インクジエツトプリントヘツドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 茂信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260917
公開番号(公開出願番号):特開平5-096739
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 新規なインクジェットプリントヘッドにおいて、シリアルヘッドは勿論のこと、ラインヘッドでも加工後に分極処理を行うことができる製造方法を提供することである。【構成】 PZT(圧電材)50に個別インク路11をアレイ状に形成し、このアレイ状列を5つPZT50に設け、各アレイ状列の個別インク路ごとに電極13を設けた後に、電極(1、5、9、13、17)に正極性の電圧を、電極(2、6、10、14、18)に負極性の電圧を印加し、各組の電極に係る隔壁12をアレイ方向に分極し、次に電極(2、6、10、14)に正極性の電圧を、電極(3、7、11、15)に負極性の電圧を印加し、各組の電極に係る隔壁12をアレイ方向に分極し、このような電圧印加を、少なくとも全ての隔壁12が分極されるまで繰り返す。
請求項(抜粋):
圧電材からなる分極体の内部に、その一端から他端まで貫通する多数の曲状の個別インク路を一定間隔を置いてアレイ状に形成し、個別インク路ごとに、少なくともインクの流れ方向とアレイ方向とに垂直な方向に延びる個別インク路の壁に電極を設けたインクジェットプリントヘッドの製造方法であって、任意の電極と、この電極に隣接する電極とを一組の電極とし、この一組の電極に係る個別インク路間の壁が所定方向に分極するように、一方の電極に正極性の電圧を、他方の電極に負極性の電圧を印加して、両電極に係る壁をアレイ方向に分極し、一組の電極に隣接する少なくとも1つの電極には電圧を印加せず、電圧を印加しない電極を隔てた別の一組の電極にも同様に正極性と負極性の電圧を印加して、両電極に係る壁をアレイ方向に分極し、このような電圧印加をアレイ状に並ぶ全ての電極に対して行い、次に、電圧を印加する一組の電極をそれぞれ1つずつ隣接の電極にずらして、同様に全ての組の電極に正極性と負極性の電圧を印加して、各組の電極に係る壁をアレイ方向に分極し、少なくとも個別インク路間の全ての壁をアレイ方向に分極するまで、前記電圧印加を繰り返す分極処理工程を有することを特徴とするインクジェットプリントヘッドの製造方法。

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