特許
J-GLOBAL ID:200903015877804677

連続鋳造におけるブレークアウト予知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327851
公開番号(公開出願番号):特開平7-178524
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 ブレークアウトの発生を高い精度で迅速に予知できるようにすること。【構成】 モールド11に配設した複数の温度検出器のうち1つの温度検出器12Dとこれに隣接した複数の温度検出器12A〜12Cとを1組として用い、これに予知判定部を接続する。予知判定部は、各温度検出器の検出信号を用いて正規化演算を行うと共に、相互相関演算を行う複数の相互相関器13A〜13Cと、前記1つの温度検出器の検出信号を入力として温度の時系列変化を示す温度変化パターンを検出するための温度変化パターン検出器15と、前記複数の相互相関器の各出力のピーク検出を行う複数のピーク検出器14A〜14Cと、これらの各出力と前記温度変化パターン検出器の出力とを入力としてブレークアウトの予知判定を行う複数のブレークアウト検知ネットワーク16A〜16Cとを含む。警報出力器17は、前記複数のブレークアウト検知ネットワークの出力のうち1つ以上の出力がしきい値以上になると警報を出力する。
請求項(抜粋):
連続鋳造機におけるモールドに配設した複数の温度検出器からの検出信号により前記モールド内のブレークアウトを予知するシステムにおいて、前記複数の温度検出器は、任意の1つの温度検出器とこれに隣接した複数の温度検出器とを1組とする複数組の組合わせとして用いられてそれぞれの組に予知判定部が接続され、各予知判定部は、前記複数の温度検出器に対応して設けられてそれぞれの温度検出器からの検出信号と前記1つの温度検出器からの検出信号とを入力とし、あらかじめ定められた正規化演算を行うと共に、相互相関演算を行う複数の相互相関器と、前記1つの温度検出器からの検出信号を入力として温度の時系列変化を示す温度変化パターンを検出するための温度変化パターン検出器と、前記複数の相互相関器のそれぞれに接続されてピーク検出を行う複数のピーク検出器と、該複数のピーク検出器のそれぞれの出力と前記温度変化パターン検出器の出力とを入力としてブレークアウトの予知判定を行う複数のブレークアウト検知ネットワークとを含み、前記複数のブレークアウト検知ネットワークの出力のうち1つ以上の出力があらかじめ定められたしきい値以上になると警報を出力する警報出力器を備えたことを特徴とする連続鋳造におけるブレークアウト予知システム。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-221252

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