特許
J-GLOBAL ID:200903015881695556
放射線画像形成方法およびそれを用いた骨塩定量分析方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-239411
公開番号(公開出願番号):特開平6-086777
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 放射線画像形成方法において、ビームハードニングの影響を低減することにより、被写体厚の影響を受けずに測定精度のよい骨塩定量を行なうことのできる、骨部組織を抽出した放射線画像を形成する。【構成】高エネルギーの放射線のビームハードニングによる前記骨部組織の濃度変化aと低エネルギーの放射線のビームハードニングによる前記骨部組織の濃度変化bの比率が減算における減算係数の比率とほぼ等しくなるように各放射線の管電圧を調節して、各放射線を2枚の蓄積性蛍光体シートそれぞれに照射して被写体の放射線画像を蓄積記録する。この蓄積記録した放射線画像を光電的に読み出してデジタル画像信号を得て、対応する画素間で減算を行なって骨部組織のみの画像を形成する差信号を得る。
請求項(抜粋):
2枚以上の蓄積性蛍光体シートのそれぞれに、軟部組織と骨部組織を含む被写体を透過したそれぞれエネルギーが異なる放射線を照射して、これらの蛍光体シートに前記被写体の放射線画像を蓄積記録し、これらの蛍光体シートに励起光を走査して前記放射線画像を輝尽発光光に変換し、この輝尽発光光の発光量を光電的に読み出してデジタル画像信号に変換し、各画像の対応する画素間でこのデジタル画像信号の減算を行なって放射線画像の前記骨部組織のみの画像を形成する差信号を得るエネルギーサブトラクションにおいて、前記放射線のうち高エネルギーの放射線のビームハードニングによる前記骨部組織の濃度変化と該放射線のうち低エネルギーの放射線のビームハードニングによる前記骨部組織の濃度変化の比率が前記減算における減算係数の比率とほぼ等しくなるように前記各放射線の管電圧を調節して該各放射線を前記蓄積性蛍光体シートそれぞれに照射することを特徴とする放射線画像形成方法。
IPC (5件):
A61B 6/00 333
, A61B 6/00
, A61B 10/00
, G21K 4/00
, H04N 5/325
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