特許
J-GLOBAL ID:200903015885144511

シートベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015382
公開番号(公開出願番号):特開平5-208655
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】パウルを可能な限り小型軽量に形成することにより、シートベルトリトラクタを軽量かつコンパクトにする。【構成】メインパウル17はリールシャフト4の第4凹嵌部4nに回転可能に嵌合される。この状態では、荷重伝達部17eがリールシャフト4の荷重受け面4jに当接する。荷重伝達部17eがリールシャフト4の荷重受け面4jに当接することにより、メインパウル17の爪部17cに加えられる荷重wが、荷重伝達部17eから荷重受け面4jに伝達されてリールシャフト4によって支持される。その場合、荷重点である歯17dと荷重伝達部17eとが比較的近接しているため、メインパウル17には、ほぼ圧縮力のみが作用する。その上、荷重伝達部17eと荷重受け面4jとが面接触し、荷重が広面積にわたって分散されてリールシャフト4に伝達されるので、発生する応力は比較的小さい。
請求項(抜粋):
シートベルトを巻取るリールシャフトと、該リールシャフトの両端を回動自在に支持するフレームと、該フレームおよびリールシャフト間に配設されて通常時リールシャフトの回動を許容し必要時に作動してリールシャフトの少なくともシートベルト引出し方向の回動を阻止するロック手段と、車両に所定値以上の減速度が加えられたとき作動する減速度感知手段と、該減速度感知手段の作動により前記ロック手段を作動するロック作動手段とを備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記ロック手段は、前記フレームの前記リールシャフト一端側に設けられた第1被係合部と、前記リールシャフトの一端側に一端が回動可能に支持されるとともに他端に前記第1被係合部と係合可能な第1爪部を有し、通常時には前記第1爪部が前記第1被係合部と係合しない非係合位置に保持されるとともに、前記必要時には前記第1爪部が前記第1被係合部と係合する係合位置に回動する第1係合部材と、前記フレームの前記リールシャフト他端側に設けられた第2被係合部と、前記リールシャフトの他端側に一端が回動可能に支持されるとともに他端に前記第2被係合部と係合可能な第2爪部を有し、通常時には前記第2爪部が前記第2被係合部と係合しない非係合位置に保持されるとともに、前記必要時には前記第2爪部が前記第2被係合部と係合する係合位置に回動する第2係合部材とを備えており、前記第1及び第2係合部材の少なくとも一方に、前記第1および第2爪部の少なくとも一方の近傍に位置して、その爪部に作用する荷重を回動中心方向に沿って前記リールシャフトに伝達する荷重伝達部が形成されているとともに、前記リールシャフトにこの荷重伝達部からの荷重を受ける荷重受け面が形成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平2-500388

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