特許
J-GLOBAL ID:200903015886166039
燃料電池用燃料改質装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306912
公開番号(公開出願番号):特開平7-161370
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】改質ガス供給量の急変によって生ずる脱硫器入口温度の変化を抑制し、脱硫反応を安定化し、かつ燃料改質装置の運転をも安定化する。【構成】燃料改質器1がその前処理装置として、改質ガスを熱源とする第1の熱交換器3,第2の熱交換器4,脱硫器2,エゼクタ6を備えた燃料改質装置において、第1の熱交換器の混合ガス側に並列に設けた第1のバイパス調節弁11と、脱硫器入口温度検出器13と、その検出温度と設定温度との差を誤差増幅する温度調節器14と、この温度調節器の出力信号に基づき第1のバイパス調節弁にバイパス流量の制御を指令する流量調節器15とからなり、混合ガスGHの供給量の急増,急減に伴う予熱済混合ガスGH1 の温度の変化を抑制する脱硫器入口温度の安定化手段10を備える。
請求項(抜粋):
原燃料を水素リッチな改質ガスに変換して燃料電池に供給する燃料改質器がその前処理装置として、改質ガスを熱源として原燃料と水添用水素の混合ガスを予熱する第1の熱交換器,予熱済混合ガス中の硫黄化合物を除去する脱硫器,脱硫済原燃料に改質用スチ-ムを混合して改質原料を生成するエゼクタ,および改質ガスを熱源として改質原料を予熱し燃料改質器に供給する第2の熱交換器,または燃料改質器用バ-ナの燃焼排熱を熱源として前記改質用スチ-ムを予熱する第3の熱交換器を備えたものにおいて、混合ガス量の急変に伴う前記予熱済混合ガス温度の変化を前記脱硫器の入口側で検出し、その検出結果に基づき前記第1,第2,または第3の熱交換器の少なくとも1つの予熱ガス側に並列に設けたバイパス調節弁の通過ガス量を制御する脱硫器入口温度の安定化手段を備えてなることを特徴とする燃料電池用燃料改質装置。
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