特許
J-GLOBAL ID:200903015886859646

エレベータの停電時運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-051637
公開番号(公開出願番号):特開2001-240335
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】【課題】 停電で階間に停止したかご12を円滑に昇降させて乗客12aをかご12内から脱出させるようにしたエレベータの停電時運転装置を得る。【解決手段】 平滑コンデンサ3によって平滑化された直流を、DCチョッパ回路4で可変電圧の直流に変換して直流電動機5を駆動し、つり合おもり13とつるべ式に吊持されたかご12を昇降させるようにしたエレベータにおいて、かご12及びつり合おもり13のうち、いずれか重い方を下降させて階床まで運転するようにしたものであって、直流電動機5の界磁電流を制御して直流回路の平滑コンデンサ3の端子電圧を所定値に保つことによって、運転によって発生する回生電力を直流電動機5内で消費するようにしたものである。
請求項(抜粋):
交流電源からの交流を整流器で整流して得られた直流を平滑コンデンサで平滑化し、スイッチング素子とダイオードとを逆並列に接続した回路素子を更にブリッジ形に接続して正逆両方向の直流電圧制御をするDCチョッパ回路で、上記平滑化された直流を可変電圧の直流に変換して直流電動機を駆動し、つり合おもりとつるべ式に吊持されたかごを昇降させるようにしたエレベータにおいて、上記交流電源が停電すると作動して上記交流電源を切り放すと共に、上記直流電動機に界磁電流を供給する停電検出回路と、この停電検出回路の停電検出によって作動して上記かご及び上記つり合おもりのうち、いずれか重い方を下降させて階床まで運転する運転方向決定回路と、上記運転で発生する回生電力が上記DCチョッパ回路を介して返還されることにより変動する上記平滑コンデンサの端子電圧を検出するコンデンサ電圧検出回路と、上記端子電圧が所定のコンデンサ電圧指令値以下となるように上記界磁電流を制御して上記昇降運転中に発生する回生電力を上記直流電動機で消費させる界磁電流制御回路とを備えたエレベータの停電時運転装置。
Fターム (5件):
3F304CA05 ,  3F304CA12 ,  3F304EB11 ,  3F304EC03 ,  3F304EC04

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