特許
J-GLOBAL ID:200903015894150036

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009118
公開番号(公開出願番号):特開平5-193496
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 ピストンを有するブレーキアクチュエータの当該ピストンに対する駆動力を制御し制動力制御をするシステムで、アクチュエータ故障を検出する故障診断システムをその制動力制御の構成を用いて実現する。【構成】 走行時のABS やTCS 制御は、マスターシリンダ2、バルブ部4B、ピストンを持つアクチュエータ4A、ピストン駆動部P/D 、ホイールシリンダの系で行う。診断はこれら構成を利用し、車両停止時にする。停止時、ピストン駆動部によりアクチュエータからの出力を増圧する。コントローラ34によるピストン駆動部への入力電気信号のレベルと、アクチュエータ出力であるブレーキ圧を検出するセンサ40のブレーキ圧のレベルを比べ故障の有無を判定する。ブレーキ圧増圧側への駆動で安全に診断できる。
請求項(抜粋):
マスターシリンダとホイールシリンダ間のブレーキ圧回路の途中に配置されるバルブと、該バルブとホイールシリンダ間に設けられ、内部にピストンを有するブレーキアクチュエータと、前記ピストンを摺動させるための駆動手段であって、電気的信号入力によりピストン駆動力を制御可能なピストン駆動手段と、前記ブレーキアクチュエータからの出力圧を検出する出力圧検出手段と、車両停止時に前記バルブを閉じると共に前記ピストン駆動手段によって前記出力圧を増圧し、ピストン駆動手段に入力される電気的信号レベルに対する出力圧の発生状態を検出することによって、ブレーキアクチュエータの故障を検出する故障検出手段とを具備してなることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (3件):
B60T 17/22 ,  B60T 8/46 ,  B60T 8/48

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