特許
J-GLOBAL ID:200903015900474086

移動体の位置および配向を電磁的に測定するためのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247490
公開番号(公開出願番号):特開平7-027503
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】移動体センサの改良である。【構成】 本システムは、磁界発生器と、移動体に固定されたセンサ(21)と、センサからの信号を処理してその信号の振幅を決定するための回路と、処理アルゴリズムをベースとする計算プロセッサとから成る。更に本システムは、センサ(21)からの検出信号をチャンネル上で順次多重化するためのマルチプレクサ(24)と、マルチプレクサ(24)から生じた、振幅Aおよび角周波数ωの信号をサンプリングする手段(25)と、サンプリング手段(25)からのサンプル値にそれぞれ基準信号sinωtおよびcosωtを乗算するための手段(30,31)と、振幅Aを得る計算プロセッサ(22)へ送る前に少なくとも期間2π/ωに等しい期間乗算の積の2つの計を累積するため手段(33,35,34,36)とを含む。【効果】 測定前の較正が不要となる。
請求項(抜粋):
基準系に接続された磁界発生器と、移動体に固定された磁気センサ(21)とを含み、磁界発生器は直交送信軸に沿って順次磁界を放射し、センサ(21)は直交受信軸に沿う送信磁界の成分を検出するための信号を順次供給し、送信軸の数と受信軸の数の積は、少なくとも6であり、更にセンサからの信号を処理してその振幅を決定する回路と、処理アルゴリズムをベースに有する計算プロセッサとを含む、移動体の位置および配向を電磁的に測定するためのシステムにおいて、センサ(21)の出力端に接続されており、センサ(21)からの検出信号をチャンネル上で順次多重化するためのマルチプレクサ(24)と、2本の送信軸および受信軸の対に対応し、マルチプレクサ(24)から生じた、振幅Aおよび角周波数ωの信号をサンプリングする手段(25)と、サンプリング手段(25)からのサンプル値にそれぞれ基準信号sinωtおよびcosωtを乗算するための手段(30,31)と、振幅Aを得る計算プロセッサ(22)へ送る前に少なくとも期間2π/ωに等しい期間乗算の積の2つの計を累積するため手段(33,35,34,36)とを含むことを特徴とするシステム。

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