特許
J-GLOBAL ID:200903015915545770

染色体動態解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-400457
公開番号(公開出願番号):特開2003-199597
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】【課題】従来、染色体の様子を観察することが困難であった植物、特に高等植物、例えば、コムギなど、特に、雑種について、良好な形態を保つ組織中で親由来の染色体の動きを観察することができる、染色体動態解析方法。【解決手段】分析対象の雑種植物個体由来試料を、特定の性質を有する試料包埋用化合物により包埋し、それにより、包埋試料を得、該包埋試料と、該雑種植物個体にゲノムを提供していることが疑われる少なくとも2種の分析種由来の核酸を互いに異なる標識物質によりそれぞれ標識して得られたものである各標識プローブとを、該標識プローブが該包埋試料に浸透し、かつ該標識プローブと、該プローブの配列に相補的な配列を有する雑種植物個体由来核酸とが特異的にアニーリングするに適した条件下に維持し、それにより、該標識プローブと雑種植物個体由来核酸とのハイブリッドを形成させ、該雑種植物個体における染色体の動態を、形成したハイブリッドにおける各標識プローブの標識物質に由来するシグナルを介して観察する、染色体動態解析方法。
請求項(抜粋):
(a)分析対象の雑種植物個体に由来する試料(雑種植物個体由来試料という)を、下記?@〜?B:?@ 実質的に非発光性または非放射性であること、?A 包埋後、得られた包埋試料が、透水性を呈すること、および?B 包埋後、得られた包埋試料が、該雑種植物個体由来試料の組織の形態と実質的に同等の形態を保持しうること、の性質を有する試料包埋用化合物により包埋し、それにより、包埋試料を得るステップ、(b)前記ステップ(a)で得られた包埋試料と、該雑種植物個体にゲノムを提供していることが疑われる少なくとも2種の分析種由来の核酸を互いに異なる標識物質によりそれぞれ標識して得られたものである各標識プローブとを、該標識プローブが該包埋試料に浸透し、かつ該標識プローブと、該プローブの配列に相補的な配列を有する雑種植物個体由来核酸とが特異的にアニーリングするに適した条件下に維持し、それにより、該標識プローブと雑種植物個体由来核酸とのハイブリッドを形成させるステップ、ならびに(c)該雑種植物個体における染色体の動態を、前記ステップ(b)で形成したハイブリッドにおける各標識プローブの標識物質に由来するシグナルを介して観察するステップを含む、染色体動態解析方法。
IPC (8件):
C12Q 1/68 ,  A01H 1/02 ,  A01H 1/08 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58 ,  C12N 15/09
FI (9件):
C12Q 1/68 A ,  A01H 1/02 Z ,  A01H 1/08 ,  G01N 33/48 A ,  G01N 33/48 R ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58 A ,  C12N 15/00 A
Fターム (31件):
2B030CA07 ,  2B030CA28 ,  2G045BA13 ,  2G045BA14 ,  2G045BB22 ,  2G045BB35 ,  2G045CB20 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045FA16 ,  2G045FA19 ,  2G045FB02 ,  2G045FB07 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15 ,  2G045JA04 ,  4B024AA08 ,  4B024AA20 ,  4B024BA79 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024HA14 ,  4B024HA19 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ60 ,  4B063QR40 ,  4B063QR55 ,  4B063QR78 ,  4B063QS34

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