特許
J-GLOBAL ID:200903015920161084

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-134849
公開番号(公開出願番号):特開平9-319234
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 一般に空隙量が多くなるほど誘導体層上に転写材を静電吸着するための印加電圧が高くなり、安全性の面で問題があり、また、コスト的にも不利となる。さらに、転写材の種類によって静電吸着力が変わるため、電荷付与量を変える必要があるがその手段については開示されておらず、また、環境の変化によって空隙内に水滴が生じたり空隙量が変化し不安定となり、安定した転写材の静電吸着やトナー転写ができないという問題があった。【解決手段】 転写シートPを電気的に吸着保持し、転写シートPを感光体ドラム10に当接させることによりトナー像を転写する転写ドラム11とを有し、転写ドラム11は、転写シートPの当接面側から誘電体層28,加圧導電層27,導電体層26が順に積層され、記転写ドラム11の転写シートPへのトナー像の転写位置より上流側に転写ドラム11の誘電体層28の表面に転写シートPを介して接触する接地されたグランドローラ12とを備えている。
請求項(抜粋):
表面にトナー像が形成される像担持体と、転写材に曲率を与えるプリカール手段と、曲率を与えられた上記転写材を電気的に吸着保持し、該転写材を上記像担持体に当接させることにより当該像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写手段とを有する画像形成装置において、上記転写手段は、所定の回転速度で回転し、当該転写手段は転写材の当接面側から誘電体層,加圧導電層,導電体層が順に積層され、上記転写手段の転写材へのトナー像の転写位置より上流側に当該転写手段の誘電体層の表面に転写材を介して接触する接地されたローラと、上記転写手段の導電体層に所定電圧を印加する電圧印加手段と、上記転写手段の導電体層を除電する除電手段と、上記転写手段の誘電体層上の残存トナーを除去するクリーニング手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。

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