特許
J-GLOBAL ID:200903015925408487

トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271370
公開番号(公開出願番号):特開平7-127392
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 トンネル覆工用リングのセグメントを自動的に組立てる時の位置決め方法に関し、微位置決め時にローリング角度が大きくとれるような粗位置決め方法の提供を目的とする。【構成】 直近既設セグメントの微位置決め後の最終位置・姿勢を記憶する第一の工程と、記憶された最終位置・姿勢と前記直近既設セグメントの設計位置・姿勢との偏差を求めて記憶する第二の工程と、新規組立セグメントの設計位置・姿勢に前記偏差および既設セグメントとの衝突回避裕度を加算して新規組立セグメントの粗位置決め目標値を定める補正をする際トンネル軸回りの回転角度は全てエレクタの旋回角度に加算する第三の工程と、この目標値を満足するようエレクタを制御する粗位置決め方法。前記直近既設セグメント微位置決め時に用いたローリング角度をゼロにし球面軸受を中立にするよう前記粗位置決め目標値を定める場合を含む。
請求項(抜粋):
シールド掘進機内に設置されたエレクタによって組立てセグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決めした後、該組立セグメントと既設セグメント間の段差・隙間をなくすようにして該組立セグメントを微位置決めする方法において、新規組立セグメントと同一覆工用リングの直近既設セグメントの微位置決め後の位置・姿勢(以下、最終位置・姿勢という)を記憶する第一の工程と、記憶された最終位置・姿勢と前記直近既設セグメントの設計位置・姿勢との偏差を求めて記憶する第二の工程と、前記新規組立セグメントの設計位置・姿勢に前記偏差及び前記直近既設セグメントとの衝突を回避するための余裕度を加算して該組立セグメントの粗位置決め目標位置・姿勢を定めると共に、トンネル軸回りの回転角度は全てエレクタの旋回角度に加算する第三の工程と、前記目標位置・姿勢を満足させるようにエレクタを位置決め制御して前記組立セグメントの粗位置決めを行う第四の工程とから成る粗位置決め工程を含むトンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法。

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