特許
J-GLOBAL ID:200903015929671140

車室内騒音の能動消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241455
公開番号(公開出願番号):特開平5-080777
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 エンジン振動等に起因する車室内騒音を2次音を用いて能動的に消音する場合に、広いエンジン回転域にわたり常に同等の優れた消音効果を得る。【構成】 エンジン3の回転信号100をクランク角センサ4で検出し、これに比例した正弦波基準信号102を生成する。マイクロプロセッサ5はクランク角割込み信号104を受信し、そのタイミングに同期して基準信号102をサンプリングし且つ基準信号102をフィルタリングすることでマイクロフォン1で検出される音圧信号を打ち消すための2次音制御信号103を生成し、この出力信号103をスピーカ2に出力する。【発明の効果】 エンジン回転数の低速回転から高速回転及び急変化時においても安定した消音効果が得られる。
請求項(抜粋):
エンジン振動に起因する車室内の騒音を検出する手段と、その騒音を能動的に打ち消すための2次音出力手段と、エンジンのクランク軸回転に同期した回転信号に基づき所定周波数の基準信号を生成する基準信号生成手段と、音圧に関する評価関数を最小にするように前記基準信号をフィルタリングして2次音制御信号を適応的に生成する適応信号処理手段とを有し、且つ前記2次音制御信号生成のための適応信号処理を所定のクランク角に同期して実行するよう設定して成ることを特徴とする車室内騒音の能動消音装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-204354

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