特許
J-GLOBAL ID:200903015936598601

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222674
公開番号(公開出願番号):特開平11-059405
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で安価な手段により制御精度および制御応答性を向上させるようにした踏力補助制御を実行するブレーキ装置において、制御特性の改善を図ってさらに制御品質の向上を図る。【解決手段】 マスタシリンダ1とホイルシリンダ2とがブレーキ回路3で接続され、ブレーキ回路3の途中に、少なくともホイルシリンダ2への供給作動を行うギヤポンプ6が設けられ、ギヤポンプ6と並行してバイパス回路7がブレーキ回路3に接続され、バイパス回路7に可変オリフィス8が設けられ、運転者の制動操作の検出手段として踏力センサ20が設けられたブレーキ装置において、コントロールユニット9は、踏力補助制御を実行するにあたり、前後加速度センサ10が検出する減速度が大きいほど制御ゲインを大きくし、減速度が小さいほど制御ゲインを小さくする制御ゲイン設定制御を実行するよう構成した。
請求項(抜粋):
運転者のブレーキペダルの踏み込み操作により液圧を発生させるマスタシリンダと、このマスタシリンダと車輪の制動作動を行うホイルシリンダとを結ぶブレーキ回路と、このブレーキ回路の途中に設けられ、ブレーキ液を少なくともマスタシリンダ側からホイルシリンダ側へ送る供給作動を行うポンプと、このポンプと並行して設けられ、一端がブレーキ回路のポンプよりもマスタシリンダ側に接続されている一方で、他端がブレーキ回路のポンプよりもホイルシリンダ側に接続されたバイパス回路と、このバイパス回路の途中に設けられ、このバイパス回路の流路断面積を変更可能な可変オリフィスと、少なくとも前記ブレーキペダルの踏力を検出する踏力センサを含む車両状態検出手段と、前記車両状態検出手段から得られる入力信号に基づいて前記可変オリフィスの開度を制御する手段であって、少なくとも前記踏力センサがブレーキペダルに対する踏力を検出したときに、前記ポンプを供給作動させるとともに、前記オリフィスの開度を狭めてホイルシリンダのブレーキ圧がマスタシリンダ圧よりも高くなるように制御する踏力補助制御を実行する制御手段と、を備えたブレーキ装置であって、前記制御手段は、前記踏力補助制御を実行するにあたり、制動操作状態に応じて制御ゲインを変更する制御ゲイン設定制御を実行するように構成されていることを特徴とするブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 13/66 ,  B60T 8/00
FI (2件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-105383   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (1件)
  • 車両用ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-105383   出願人:株式会社デンソー

前のページに戻る