特許
J-GLOBAL ID:200903015939482817

衣類害虫用防虫剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-323309
公開番号(公開出願番号):特開平7-149601
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 常温揮散性防虫薬剤を一定期間安定して徐放的に揮散させることが出来、かつ薬効残存状態及び薬剤揮散完了後に終点が明確に判別できる衣類害虫用防虫剤を提供する。【構成】 常温揮散性防虫薬剤と昇華性物質とを組み合わせた錠剤1を、箱状に成形された透明な樹脂製フィルム3と板状の不織布又は紙等で構成された液状物質を容易に含浸保持可能な通気性材料2からなる包納容器内に収納し、これを開孔16、17を有する外カバー容器10内に収容する。揮散に際しては、揮散前から既に通気性材料に移行していた常温揮散性防虫薬剤、及び昇華性物質の揮散と共に錠剤表面に滲出して少しずつ残存し、その残存油状防虫薬剤が通気性材料へ遂次含浸・拡散された常温揮散性防虫薬剤と、昇華性物質とが、上記容器の開孔を通して揮散される。上記透明な樹脂製フィルムを通して錠剤の昇華消失状態を目視することによって薬効残存状態及び終点が認知できる。
請求項(抜粋):
常温揮散性防虫薬剤と該常温揮散性防虫薬剤を含有保持する無臭性もしくは微臭性の昇華性物質とを組み合わせた錠剤を、一部が透明な樹脂製フィルムもしくは板状体からなり、他の部分が不織布又は紙等で構成された液状物質を容易に含浸保持可能な通気性材料からなる包納容器内に収納し、揮散に際して、錠剤から昇華性物質が揮散する前から既に通気性材料に移行していた常温揮散性防虫薬剤、及び昇華性物質の揮散と共に錠剤表面に滲出して少しずつ残存し、その残存油状防虫薬剤が上記通気性材料へ遂次含浸・拡散された常温揮散性防虫薬剤と、昇華性物質とを、上記通気性材料を介して揮散せしめると共に、上記透明な樹脂製フィルムもしくは板状体を通して上記昇華性物質の昇華消失状態を目視することによって薬効残存状態及び終点が認知できるようにしたことを特徴とする衣類害虫用防虫剤。
IPC (2件):
A01N 25/18 102 ,  A01N 25/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-083102
  • 特開平3-083904
  • 特開平3-074308
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