特許
J-GLOBAL ID:200903015941306660
可変長コード復号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-324056
公開番号(公開出願番号):特開平8-223056
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【課題】 ルックアップテーブルの動作遅延を低減して、効果的に復号化動作を実現するVLC復号化装置を提供する。【解決手段】 バッファ101からの固定語長のセグメントを格納する第1及び第2ラッチ回路103、105と、固定語長のセグメントのMビットのウィンドウ出力シーケンスを供給するビットシフティング回路107と、Nビットの出力シーケンスを発生するビット発生回路109と、固定語長のセグメントの復号化出力シーケンスを発生するラッチ113、OR回路111及びシフタ115と、複数のルックアップテーブルを有し、一定の可変長符号語及び符号語長を発生するメモリデバイス121と、出力選択信号及びクロック信号を発生するVLC制御ブロック119と、入力される可変長符号語と符号語長を選択的に発生する出力選択ブロック117と、位置制御信号及び読取り信号を発生するけた上げ信号発生器123とを含む。
請求項(抜粋):
一定のクロック信号にて、可変長符号語の最大の長さと等しい長さを有する固定語長のセグメントに符号化されるべき入力ビットストリームを格納したバッファから供給される順次的な可変長符号語を復号化するための可変長コード復号化装置であって、読取り信号に応じて、前記バッファからの2つの連続する固定語長のセグメントを格納する第1及び第2ビット格納手段と、前記第1及び第2ビット格納手段に接続され、前記2つの固定語長のセグメントのMビットのウィンドウ出力シーケンスを供給すると共に、前記2つの固定語長のセグメント内で、前記ウィンドウ出力シーケンスが始まるビット位置を表す位置制御信号と、前記ウィンドウ出力シーケンスに含まれるべきビット数を表す符号語長信号とに応じて、シフトされる出力ウィンドウ(ここで、Mは、0から前記可変長符号語の最大の長さの1/2まで変わる数)を有するビットシフティング手段と、前記ウィンドウ出力シーケンスをNビットの出力シーケンスの下位側ビットとして用いて、前記Nビットの出力シーケンスを発生する(ここで、Nは前記可変長符号語の最大の長さの1/2に当たる)ビット発生手段と、前記ビット発生手段に接続され、前記符号語長信号に応じて、前記2つの固定語長のセグメントの復号化出力シーケンスを発生する復号化シーケンス発生手段と、前記復号化シーケンス発生手段に接続され、複数のルックアップテーブルを有し、前記復号化出力シーケンスの第1ビット位置から始まる可変長符号語に応じて、固定語長の可変長符号語を発生し、かつ前記可変長符号語に対応する符号語長を発生するメモリ手段と、出力選択信号及びクロック信号を発生する制御手段と、前記クロック信号及び前記出力選択信号に応じて、前記発生された固定語長の可変長符号語と、前記可変長符号語に対応する前記符号語長のうちで、出力符号語と出力符号語長とを選択する出力選択手段と、累算された符号語長に1を加えて、前記位置制御信号を発生し、前記選択された符号語長と前記累算された符号語長とを累算し、前記累算された符号語長が前記可変長符号語の最大の長さの1/2より大きい場合、前記バッファに格納された固定語長のセグメントを取出して、前記第1ビット格納手段に格納し、前記第1ビット格納手段に既に格納された前記固定語長のセグメントを前記第2ビット格納手段へ伝送するようにする読取り信号を発生するけた上げ信号発生手段とを含むことを特徴とする可変長コード復号化装置。
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