特許
J-GLOBAL ID:200903015942227372

耐2次加工脆性又は焼付け硬化性に優れた深絞り用溶融亜鉛メッキ熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-416281
公開番号(公開出願番号):特開平6-108157
出願日: 1990年12月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 極低炭素鋼にTi及びNbを添加して、深絞り性と耐2次加工脆性又は焼付け硬化性に優れた溶融亜鉛メッキ熱延鋼板を生産性よく製造する。【構成】 C:0.01%以下の極低炭素鋼に、Ti:{(48/32)×S(%)+(48/14)×N(%)}〜0.08%及びNb:0.01〜0.08%の範囲でかつ1≦{(Ti(%)-(48/32)×S(%)-(48/14)×N(%))/48+Nb(%)/93}/(C(%)/12)を満足するTi及びNbを添加した鋼を1000〜1250°Cで加熱後、熱間圧延を(Ar3-50)〜(Ar3+100)°Cで終了し、400〜800°Cで巻き取り、酸洗後、インライン焼鈍型連続式溶融亜鉛メッキラインにて浸炭雰囲気ガス中で再結晶温度以上で連続焼鈍を行い、固溶C量を3〜30ppmに制御し、冷却過程において溶融亜鉛メッキを行う。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C:0.01%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.05〜1.0%、P:0.10%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.08%、N:0.005%以下を含有し、更にTi:{(48/32)×S(%)+(48/14)×N(%)}〜0.08%及びNb:0.01〜0.08%の範囲で、かつ、1≦{(Ti(%)-(48/32)×S(%)-(48/14)×N(%))/48+Nb(%)/93}/(C(%)/12)を満足するTi及びNbを単独又は複合添加し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼を1000〜1250°Cの範囲で加熱した後、熱間圧延を行い、(Ar3-50)〜(Ar3+100)°Cで圧延を終了し、400〜800°Cの範囲で巻き取り、これを酸洗した後、インライン焼鈍型連続式溶融亜鉛メッキラインに装入して浸炭雰囲気ガス中で再結晶温度以上の温度で連続焼鈍を行い、固溶C量を3〜30ppmに制御し、引き続いて冷却過程において溶融亜鉛メッキを行うことを特徴とする耐2次加工脆性又は焼付け硬化性に優れた深絞り用溶融亜鉛メッキ熱延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-072032

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