特許
J-GLOBAL ID:200903015943302122

オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079284
公開番号(公開出願番号):特開平6-294454
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 プーリ8に巻き掛けられたベルトに所定の張力を付与し、かつ該張力の変動に応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテンショナにおいて、固定部材1と回動部材2との間に捩りコイルばね3を介在させながら両部材1,2の軸心方向における組付けを容易に行えるようにし、組立作業の自動化を図る。【構成】 固定部材1のリヤカップ部1a壁部に、該リヤカップ部1aの開口部縁から捩りコイルばね3のリヤ側端部3aをリヤ側係止孔5に向けて略軸心方向に案内するリヤ側案内路5aを、また回動部材2のフロントカップ部2a壁部には、該フロントカップ部2aの開口部縁から捩りコイルばね3のフロント側端部3bをフロント側係止孔10に向けて略軸心方向に案内するフロント側案内路10aをそれぞれ設ける。
請求項(抜粋):
壁部にリヤ側係止部が形成された有底筒状のリヤカップ部と、該リヤカップ部の底部から軸心方向に延びる軸部とを有し、固定体に固定可能な固定部材と、開口部が上記リヤカップ部の開口部と対向しかつ壁部にフロント側係止部が形成されたフロントカップ部と、該フロントカップ部の底部から軸心方向に延び、かつ上記固定部材の軸部に該軸部のフロント側から筒状のダンピング部材を介して外嵌合されて抜止め手段により抜止めされたボス部と、上記フロントカップ部の外周に突設され、先端にベルトを押圧するプーリがボス部の軸心と平行な軸心で回転自在に支持されたアーム部とを有し、上記ボス部において固定部材に回動可能に支持された回動部材と、上記回動部材のボス部外周側においてフロントカップ部と固定部材のリヤカップ部との間に介装され、半径方向外方に向けて突出するリヤ側及びフロント側の各端部がそれぞれ上記リヤカップ部のリヤ側係止部及びフロントカップ部のフロント側係止部に係止されて、上記回動部材を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルばねとを備え、上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ該張力の変動に応じて上記ダンピング部材によるダンピング力を変化させるようにしたオートテンショナであって、上記リヤカップ部の壁部に設けられ、捩りコイルばねのリヤ側端部をリヤカップ部の開口部縁から略軸心方向に沿って上記リヤ側係止部に案内するリヤ側案内路と、上記フロントカップ部の壁部に設けられ、捩りコイルばねのフロント側端部をフロントカップ部の開口部縁から略軸心方向に沿って上記フロント側係止部に案内するフロント側案内路とを備えていることを特徴とするオートテンショナ。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F02B 67/06

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