特許

J-GLOBAL ID：200903015957819993

低級オレフィンによる不飽和脂肪酸エステルまたは不飽和脂肪酸の複分解

発明者： ニューマン,トーマス エイチ. ,  ランド,シンシア エル. ,  バーデット,ケネス エー. ,  モーゴーン,ロバート アール. ,  モリソン,ドナルド エル. ,  ワッサーマン,エリック ピー.
出願人/特許権者： ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド
代理人 (5件)： 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  永坂 友康 ,  西山 雅也
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-576183
公開番号（公開出願番号）：特表2004-525934
出願日： 2002年02月27日
公開日（公表日）： 2004年08月26日
要約：

このオレフィン複分解法は、第一生成物オレフィン、好ましくは9-デセン酸メチルまたは9-デセン酸などの鎖長の短かくなったα-オレフィンを調製するために、複分解触媒の存在下においてそれぞれオレイン酸メチルまたはオレイン酸などの不飽和脂肪酸エステルまたは不飽和脂肪酸を低級オレフィン、好ましくはエチレンと接触させるステップを含む。この複分解触媒はルテニウムまたはオスミウムと、キレート配位子、好ましくはカルベン部分および15または16族元素の第二供与体部分を含有するキレート配位子とを含有する。場合により、この触媒を架橋したポリマー樹脂などの触媒担体で支持することができる。

請求項（抜粋）：

ルテニウムまたはオスミウムとキレート配位子とを含む複分解触媒の存在下において、第一オレフィン生成物およびエステル官能基化または酸官能基化された第二オレフィン生成物を調製するのに十分なプロセス条件下で不飽和脂肪酸エステルまたは不飽和脂肪酸を低級オレフィンと接触させるステップを含むオレフィンの複分解法。

IPC (2件)：

C07C67/333 ,  C07C69/533

FI (2件)：

C07C67/333 ,  C07C69/533

Fターム (16件)：

4H006AA02 ,  4H006AC26 ,  4H006AC29 ,  4H006BA22 ,  4H006BA23 ,  4H006BA39 ,  4H006BA44 ,  4H006BA46 ,  4H006BA47 ,  4H006BA48 ,  4H006BC31 ,  4H006KA31 ,  4H039CA29 ,  4H039CE90 ,  4H039CG50 ,  4H039CL00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• オレフィンメタセシス反応用高活性ルテニウムまたはオスミウム金属カルベン錯体およびその合成
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平8-506676   出願人：カリフォルニアインスティチュートオブテクノロジー
• リサイクル可能メタセシス触媒
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2002-519513   出願人：トラスティーズオブボストンカレッジ

引用文献：

審査官引用 (4件)

• J. Am. Chem. Soc., 2000, Vol.122, p.8168-8179
• Angew. Chem., 2000, Vol.112, No.21, p.4060-4062
• Chem. Commun., 20010107, No.1, p.37-38
• Tetrahedron Letters, 2000, Vol.41, No.51, p.9973-9976