特許
J-GLOBAL ID:200903015961583287
流動接触分解用原料の水素化処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-339871
公開番号(公開出願番号):特開平8-183964
出願日: 1994年12月30日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 流動接触分解反応において反応性の高い流動接触分解用原料を供給できる水素化処理方法を提供する。【構成】 減圧軽油留分又は常圧蒸留残油留分又はこれらの混合物を比較的高温の第一水素化処理帯域において脱金属、脱残留炭素、脱硫、脱窒素を行ない、処理油を第一水素化処理帯域より低い反応温度の第二水素化処理帯域にて芳香族二環以上の核水添を行なうことにより良質で反応性の高い接触分解用原料の水素化処理方法を提供した。【効果】 本発明により得られる水素化処理油は、接触分解反応において反応性が高く、高い転化率が得られるので軽質油が高い収率で得られる。
請求項(抜粋):
減圧軽油留分又は常圧蒸留残油留分又はこれらの混合物を第一水素化処理帯域において、脱金属、脱残留炭素、脱硫・脱窒素活性の高い水素化処理用触媒の存在下、反応温度280°C〜450°C、及び反応圧力2000kpa〜20000kpaを包含する水素化処理反応条件のもとに、水素と接触させることにより金属分、残留炭素分、硫黄化合物及び窒素化合物の除去された第一水素化処理油を生成させ、該水素化処理油を第二水素化処理帯域に導入し、芳香族核水素化活性の高い水素化処理用触媒の存在下において、第二水素化処理帯域の反応温度を第一水素処理帯城の反応温度より低い温度であって280°C〜380°Cの反応温度で水素と接触させることにより、二環以上の芳香族成分を除去した第二水素化処理油を生成させることからなる流動接触分解原料の水素化処理方法。
IPC (7件):
C10G 65/08
, B01J 23/16
, B01J 23/40
, B01J 23/74
, C07B 61/00 300
, C10G 45/08
, C10G 45/50
前のページに戻る