特許
J-GLOBAL ID:200903015963800625

回転変動吸収ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045902
公開番号(公開出願番号):特開平8-240246
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は相対的に回転可能な2つの部材間を弾性体を介して連結して2つの部材間の回転変動を吸収するよう構成した回転変動吸収ダンパを提供することを目的とする。【構成】 ダンパプーリ11は、オルタネータシャフトに嵌合するように固定されるプーリハブ12と、プーリハブ12の外周側で相対回転可能に設けられたダンパマス13と、プーリハブ12の外周12aとダンパマス3の大径部13aとを連結するゴム製の弾性部材14と、プーリハブ12の外周12aとダンパマス13の内周13bとの間に形成されたラビリンス部15とよりなる。ラビリンス部15を形成する突出部12cと突出部13dとの間には、粘性流体17が封入されている。粘性流体17は回転変動により生ずる剪断力の増大により粘性が高粘度に変化する特性を有するダイラタンシー性流体よりなる。
請求項(抜粋):
回転軸に結合された第1の回転部材と該第1の回転部材に対し相対回転可能に取り付けられた第2の回転部材との間を弾性体を介して連結してなる回転変動吸収ダンパにおいて、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に、前記第1の回転部材から突出する第1の突出部と前記第2の回転部材から突出する第2の突出部とが近接対向してなるラビリンス部を設け、互いに対向する前記第1の突出部と第2の突出部との間に、前記第1の回転部材又は前記第2の回転部材の回転変動により生ずる剪断力の増大により粘性が高粘度に変化する前記粘性流体を充填したことを特徴とする回転変動吸収ダンパ。
IPC (2件):
F16F 15/167 ,  F16H 55/36
FI (2件):
F16F 15/16 B ,  F16H 55/36 H

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