特許
J-GLOBAL ID:200903015972070486

車両用の油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-071008
公開番号(公開出願番号):特開2003-269515
出願日: 2002年03月14日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 インナチューブの内周にピストンを摺接させる油圧緩衝器において、アウタチューブとインナチューブの環状隙間の設定に繊細を必要としないこと。【解決手段】 インナチューブ12の内周にピストン26を摺接させる油圧緩衝器10において、アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周とで区画される環状油室17の断面積S1をピストンロッド23の断面積より大きく形成する。インナチューブ12の内周に設けた隔壁部材19に、伸側行程時に油室21から油溜室22への流れを阻止するチェック弁を設けるとともに、油室21と油溜室22を連通する微小流路70を設けたもの。
請求項(抜粋):
アウタチューブの内周の開口部と、インナチューブの外周の先端部のそれぞれに固定したブッシュを介して、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、該アウタチューブの内周と、インナチューブの外周と、前記2つのブッシュとで囲まれる環状の油室を区画し、前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、下部に油室を区画するとともに、上部に油溜室を区画し、前記アウタチューブに取付けたピストンロッドを該隔壁部材に摺動自在に挿入し、前記インナチューブに挿入したピストンロッドの先端部に該インナチューブの内周に摺接するピストンを固定し、前記油室を前記ピストンロッドが収容されるピストンロッド側油室と前記ピストンロッドが収容されないピストン側油室に区画し、前記環状の油室を前記インナチューブに設けた油孔を介して前記ピストンロッド側油室又はピストン側油室に連通した車両用の油圧緩衝器において、前記環状の油室の断面積を前記ピストンロッドの断面積より大きく形成し、かつ、前記隔壁部材に伸側行程時に前記油室から前記油溜室内への流れを阻止するチェック弁を設けるとともに、前記隔壁部材に前記油室と前記油溜室を通過する微小流路を設けたことを特徴とする車両用の油圧緩衝器。
Fターム (3件):
3J069AA46 ,  3J069CC10 ,  3J069DD48

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