特許
J-GLOBAL ID:200903015973989750

光学補償シート、その製造方法およびそれを用いた偏光板、液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  栗宇 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-152817
公開番号(公開出願番号):特開2004-054257
出願日: 2003年05月29日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】光学異方性の湿度依存性を改善した透湿度の低い、さらにレターデーション上昇剤や可塑剤などによる表面汚染を低減した、表示品位が良好で光学補償能に優れたセルロースアシレート光学補償シートを提供すること。また、この光学補償フイルムを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することである。【解決手段】少なくとも2つの芳香族環を有する芳香族化合物を含有し、該芳香族化合物含有濃度がフイルム表面近傍よりフイルム内部の方が高く、波長550nmにおけるフイルム面内方向と厚さ方向のレターデーション値が、それぞれ、2〜200nm、50〜400nmの範囲にあり、透湿度が2〜150g/m2・24hであるセルロースアシレートフイルムを少なくとも有する光学補償シート。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
少なくとも2つの芳香族環を有する芳香族化合物を含有するセルロースアシレートフイルムを少なくとも有する光学補償シートにおいて、 (a)該セルロースアシレートフイルムの該芳香族化合物含有濃度がフイルム表面近傍よりフイルム内部の方が高く、 (b)該セルロースアシレートフイルムの下記式(I)、(II)で定義されるRe値、Rth値が波長550nmにおいてそれぞれ2〜200nm、50〜400nmの範囲にあり、 (c)該セルロースアシレートフイルムの透湿度が2〜150g/m2・24hである、 ことを特徴とする光学補償シート。 (I) Re=(nx-ny)×d (II) Rth={(nx+ny)/2-nz}×d [式中、nxは、フイルム面内の遅相軸方向の屈折率であり;nyは、フイルム面内の進相軸方向の屈折率であり;nzは、フイルムの厚み方向の屈折率であり;dは、フイルムの厚さである。]
IPC (6件):
G02B5/30 ,  C08J5/18 ,  C08K5/00 ,  C08L1/08 ,  G02F1/1335 ,  G02F1/13363
FI (6件):
G02B5/30 ,  C08J5/18 ,  C08K5/00 ,  C08L1/08 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/13363
Fターム (40件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA25 ,  2H049BA42 ,  2H049BB49 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FB02 ,  2H091FC07 ,  2H091FC22 ,  2H091FC25 ,  2H091FD10 ,  2H091KA02 ,  2H091LA06 ,  4F071AA09 ,  4F071AC19 ,  4F071AE22 ,  4F071AF08 ,  4F071AF10Y ,  4F071AF16Y ,  4F071AF30 ,  4F071AF31 ,  4F071AF35Y ,  4F071AH19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071BC10 ,  4J002AB021 ,  4J002EH037 ,  4J002EH087 ,  4J002EH147 ,  4J002EU186 ,  4J002EW047 ,  4J002FD027 ,  4J002FD206 ,  4J002GP00

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