特許
J-GLOBAL ID:200903015974273295

溶接部の強度に優れた溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-008432
公開番号(公開出願番号):特開平9-201688
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】母材部の性能と同等の溶接部性能を有する肉厚5mm以上の低合金鋼製溶接鋼管の得られる製造方法を提供する。【解決手段】重量割合で、C:0.02-0.40%、Si:0.08%以下、Mn:1.30-3.0%、Nb:0.005%-0.03%、Ti:0.005%-0.03%、sol-Al:0.001-0.040%、N:0.010%以下、Ca:0-0.0050%を含有し、Cu:0-1.0%、Ni:0-1.0%、Cr:0-0.40%、Mo:0-0.40%、V:0-0.05%、およびB:0-0.0020%のうちの1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、-0.010≦Ti-3.4N≦0.020を満たす成分組成を有する厚さ5mm以上の鋼板をオープンパイプに成形し、その突き合わせ部近傍を不活性ガスでシールドしつつ突き合わせ部に指向性高エネルギービームを照射して溶接した後、接合部もしくは管全体を熱処理する。【効果】熱影響部を含めた溶接部の性能、特に硬度の上昇が抑制された製品が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.40%、Si:0.80%以下、Mn:1.30〜3.0%、Nb:0.005%〜0.03%、Ti:0.005%〜0.03%、sol-Al:0.001〜0.040%、N:0.010%以下、Ca:0〜0.0050%を含有し、さらに、Cu:0〜1.0%、Ni:0〜1.0%、Cr:0〜0.40%、Mo:0〜0.40%、V:0〜0.05%およびB:0〜0.0020%のうちの1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、下式を満たす成分組成を有する厚さ5mm以上の鋼板を成形ロール群に通して連続的にオープンパイプに成形し、オープンパイプの相対向する両側エッジ部をスクイズロールで加圧して突き合わせ、その近傍を不活性ガスでシールドしつつ突き合わせ部に指向性高エネルギービームを照射して溶接した後、接合部もしくは管全体を熱処理することを特徴とする溶接部の強度に優れた溶接鋼管の製造方法。-0.010≦Ti-3.4N≦0.020
IPC (6件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (6件):
B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/00 310 W ,  C21D 9/08 F ,  C21D 9/50 101 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/58

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