特許
J-GLOBAL ID:200903015978232160

排気を可能にする細長い鈍化装置を有する針組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-367723
公開番号(公開出願番号):特開2001-198217
出願日: 2000年12月01日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 空気を排気できる細長い鈍化装置を有する針組立体を提供する。【解決手段】 針24、細長い鈍化装置28、移動部材84、およびフラッシュチャンバー30を有する針組立体に関する。細長い鈍化装置は鈍化装置基端部、鈍化装置先端部、鈍化装置血液流通路80および排気通路82を有するものであり、血液が鈍化装置先端部から鈍化装置基端部まで流れることができる。また、空気を排気通路82を通して、血液が流れる方向とほぼ同一方向に排気できる。また、移動部材は針に対して移動するように駆動可能であり、この針に対する移動により、鈍化装置先端部が針内に後退して鋭い針先端部が身体に進入できる後退位置から、鈍化装置が針から延出して鋭い針先端部の身体への進入が防止される延出位置まで、細長い鈍化装置が移動する。さらに、フラッシュチャンバーは内部空間38を有し、血液が鈍化装置血液流通路から当該内部空間内に流れる。
請求項(抜粋):
針組立体において、針基端部、鋭い針先端部、およびこれらの間に貫通する針カニューレを有する針と、前記針カニューレ内に少なくとも部分的に延在している細長い鈍化装置とから成り、当該細長い鈍化装置が鈍化装置基端部、鈍化装置先端部、これらの間に貫通して血液を鈍化装置先端部から鈍化装置基端部に流すことのできる鈍化装置血液流通路、および鈍化装置基端部内における排気通路を有しており、当該排気通路を通して、空気が鈍化装置血液流通路から、当該鈍化装置血液流通路を通して血液が流れる方向とほぼ同一方向に排気でき、さらに、前記針に対して移動するように駆動できる移動部材から成り、当該移動部材の前記針に対する移動により、前記鈍化装置先端部が前記針カニューレの中に後退して前記鋭い針先端部が身体に進入できる後退位置から、当該鈍化装置先端部が針カニューレから延出して前記針が身体に進入することを阻止する延出位置まで前記細長い鈍化装置が移動し、さらに、内部空間を有するフラッシュチャンバーから成り、当該内部空間が前記鈍化装置血液流通路に連通していて、血液が当該鈍化装置血液流通路から前記内部空間内に流れることが可能であり、前記フラッシュチャンバーがその内部空間内に存在する血液を見ることのできる材料により少なくとも部分的に作成されている針組立体。
IPC (2件):
A61M 5/158 ,  A61M 5/32
FI (2件):
A61M 5/32 ,  A61M 5/14 369 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-295373
  • 特開平3-001878
  • 特開平4-295373
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