特許
J-GLOBAL ID:200903015978580990

法面における道路の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸島 省四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309838
公開番号(公開出願番号):特開平9-125401
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 地盤を深く掘下げずに路床保持用グラウンドアンカーの打設が行えて、作業を容易かつ短時間に行うことが出来ると共に、切取り面における土留め用としてのアンカーの設計荷重を適正にでき、低コスト化をはかれる、法面における道路の構築方法を提供する。【解決手段】 法面1上において、道路5を設ける位置を設定し、地盤1aを切取ると共に盛土部を設けて切取り段2aおよび切取り面2bを形成する。切取り面2bを土留め壁6とアンカー7で保持した後、切取り面2b最下部にグラウンドアンカー8を打設する。切取り段2a上には、ベンド部材9を設置し、グラウンドアンカー8の引張り材8bを沿わせて曲げる。引張り材8bは擁壁10を貫通させて仮止めする。仮止め後、路床4高さまで盛土11で埋め、路床4を形成したら、引張り材8bを緊張して完全に定着させ、道路5を完成させる。
請求項(抜粋):
法面表面から地盤を所定の深さまで切取って工事用仮設路となる水平な切取り段と傾斜した切取り面を設け、切取り面には地盤を支えるアンカーを打設し、切取り面上の切取り段に近い最下部に水平方向に対し斜めとなるようグラウンドアンカーを打設し、グラウンドアンカーの引張り材の切取り面から露出した部分を水平方向に曲げるベンド部材を切取り段上に設置し、このベンド部材に沿って引張り材を水平方向に曲げ、さらに切取り段の先端の擁壁に水平に曲げた引張り材の先端部を貫通させて地上定着部材に仮止めした後、擁壁と切取り面の間を引張り材が十分埋没するよう埋めて道路の路床を構築し、引張り材を強く緊張して地上定着部材に完全に止着することにより、グラウンドアンカーを定着すると共に擁壁を安定に保持して、道路を構築することを特徴とする、法面における道路の構築方法。
IPC (3件):
E02D 17/20 106 ,  E01C 1/00 ,  E02D 5/80
FI (3件):
E02D 17/20 106 ,  E01C 1/00 A ,  E02D 5/80 Z

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