特許
J-GLOBAL ID:200903015979626722

積層膜の微駆動による燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160374
公開番号(公開出願番号):特開平10-318078
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課 題】 この発明は通常の燃料噴射ポンプでは困難な、ガソリン、アルコールなど極低粘度の燃料を、内燃機関の気筒内に直接高圧で噴射する装置に関するものである。【解決手段】 難延性の極薄金属膜などを1〜数mm積層した板を、積層圧電セラミクスの印加する電圧に比例して発生する、超高圧の微変位を利用して駆動させ、滑り機構を殆ど持たない燃料噴射ポンプの製造を可能とするもの。
請求項(抜粋):
(イ)難延性の金属などの薄膜を積層して造られた積層膜8の外周部を、上下の上枠12と下枠13との間に直接または、上下の環座14、15、さらに必要な場合には、適当な自圧パッキング22を介して強力に挟んで取り付ける。(ロ)上枠12と積層膜8の間に、駆動体9を介して積層圧電セラミクス10を積層膜8が平面状になるように取り付ける。(ハ)積層膜8の下方にポンプ室3を設け、中心部に膜押え11を介して皿バネ17などで積層膜8を強く上方に加圧する。(ニ)ポンプ室3の適当な位置に燃料の吸入弁2と、吐出弁かポンプ・ノズル一体型にあっては噴射孔4および加圧によって開く針弁23を設ける。以上のように構成された積層膜の微駆動による燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02M 51/06 ,  F02M 51/00 ,  F02M 51/04 ,  F02M 57/02 330 ,  H01L 41/09
FI (5件):
F02M 51/06 N ,  F02M 51/00 B ,  F02M 51/04 L ,  F02M 57/02 330 A ,  H01L 41/08 C

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