特許
J-GLOBAL ID:200903015980170430

交流または交直両用アーク溶接用電源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094842
公開番号(公開出願番号):特開平11-291037
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 ワイヤとワークの短絡の有無を確実に判定し、かつ直流スナバ回路を効果的に動作させることができる自動溶接に好適な交流または交直両用アーク溶接用電源を提供する提供すること。【解決手段】 トランジスタ3a、3cをオンにした状態で、高電圧電源回路32と抵抗33によりスイッチ15を介してチップ11とワーク13との間に電圧Vaを印加する。また、高電圧電源回路32とダイオード34によりスイッチ15を介してコンデンサ6に電圧Vdを印加する。抵抗33とダイオード34の電源は共通であるから、電圧Vdは電圧Vaのピーク電圧に略等しい。ダイオード5のアノード側にはトランジスタ3aおよびダイオード4aを通して電圧Vaが印加されるが、ダイオード5のカソード側の電圧が電圧Vdであるため、ダイオード5には電流が流れない。したがって、ワイヤ12とワーク13が離れているときの両者間の電圧は電圧Vaに維持され、短絡の判定が容易である。
請求項(抜粋):
入力される直流電力を複数の半導体素子とコンデンサを含む直流スナバ回路とで構成した変換回路により交流または直流電力に変換して外部に出力にする交流または交直両用アーク溶接用電源において、スイッチを備える切替回路と、プラス側が前記スイッチを介して前記直流電力のプラス側に、またマイナス側が前記直流電力のマイナス側にそれぞれ接続される出力が直流で高電圧・高インピーダンスの検査電圧出力回路と、プラス側が前記直流スナバ回路のコンデンサに、またマイナス側が前記直流電力のマイナス側にそれぞれ接続される逆バイアス回路と、一方の入力端が前記検査電圧出力回路のプラス側に、他方の入力端が前記検査電圧出力回路のマイナス側にそれぞれ接続される短絡判定回路とを設け、前記逆バイアス回路により前記直流スナバ回路に前記検査電圧出力回路の出力電圧相当の電圧を印加し、前記検査電圧出力回路から前記直流スナバ回路へ電流が流入しないようにしておき、前記短絡判定回路の判定結果を外部に出力するように構成したことを特徴とする交流または交直両用アーク溶接用電源。
IPC (2件):
B23K 9/073 535 ,  B23K 9/095 515
FI (2件):
B23K 9/073 535 ,  B23K 9/095 515 Z

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