特許
J-GLOBAL ID:200903015987127735

グラフト共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037959
公開番号(公開出願番号):特開平10-237139
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐熱性,耐薬品性等に優れ、良好な靱性,伸び及び相溶化能を有し、複合材料の素材や耐熱エラストマーとして有用なシンジオタクチックポリスチレン連鎖をグラフト成分とするグラフト共重合体及びその効率的な製造方法の提供。【解決手段】 スチレン系モノマーAと、オレフィン系モノマーの繰り返し単位の末端部にスチレン誘導体部を有する末端スチレン誘導体変性オレフィン系マクロマーBとの共重合体であって、スチレン系モノマーに由来する連鎖の立体規則性が高度のシンジオタクチック構造を有するものであるグラフト共重合体であり、Aに由来する重合体セグメントが0.1〜99.9重量%と、Bに由来する重合体セグメントが99.9〜1.0重量%からなっている。a遷移金属化合物,b、イ特定の酸素含有化合物、及び/又はロ、イオン性の錯体を形成しうる化合物、からなる触媒を用いて、AとBを共重合させるグラフト共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
スチレン系モノマー(A)と、下記一般式(1)で示す末端スチレン誘導体変性オレフィン系マクロマー(B)との共重合体であって、スチレン系モノマーに由来する連鎖の立体規則性が高度のシンジオタクチック構造を有するものであるグラフト共重合体。【化1】〔式中、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基であって、各Rは同じでも異なっていてもよい。Xは次の?@〜?Bのいずれかを示す。?@水素原子,?Aハロゲン原子,あるいは?B炭素原子,スズ原子及びケイ素原子から選ばれたいずれか一種以上を含む置換基。nは1〜4の整数を示し、nが2以上のときは、各Xは、同じでも異なっていてもよい。さらに、mは0又は自然数であり、Zはオレフィン系モノマーに由来する連鎖部を示す。〕
IPC (2件):
C08F290/12 ,  C08F212/08
FI (2件):
C08F290/12 ,  C08F212/08

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