特許
J-GLOBAL ID:200903015987767939

動力配分装置のクラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070855
公開番号(公開出願番号):特開平11-270587
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 複数のクラッチ部及びピストン部を効率よく配置し、部品点数を削減すると共に、小型で低コストな動力配分装置のクラッチ機構を提供する。【解決手段】 クラッチドラム36内に、第2のクラッチ部41が第1のクラッチ部40よりも一端側(左側)に位置するよう連なって配設する。第2のプレッシャピン57を第1のプレッシャピン56よりも外周側から間隙40aに挿通し、第1のプレッシャピン56と第1のピストン60とをベアリング61を介して連結すると共に、第1のピストン60よりも他端側に配設した第2のピストン62と第2のプレッシャピン57とをベアリング63を介して第1のプレッシャピン56よりも外周側で連結する。
請求項(抜粋):
複数のクラッチ部によって動力配分制御を行う動力配分装置のクラッチ機構において、動力配分装置の筐体内で回動自在なクラッチドラムと、このクラッチドラム内で同軸上に連ねて設けた複数のクラッチ部と、各クラッチ部をそれぞれ押圧する複数のプレッシャピンと、各プレッシャピンをそれぞれ動作させる複数のピストンとを備え、一端側に配設されたクラッチ部を押圧するプレッシャピンが挿通可能な間隙を上記クラッチドラムと他端側のクラッチ部との間に形成すると共に、上記クラッチドラムの底部に各プレッシャピンが挿通可能なピン孔を形成し、この間隙並びにピン孔に各プレッシャピンを他端側から一端側に向けて挿通し、上記クラッチドラムの外部で各プレッシャピンの他端側とこれら各プレッシャピンに対応する各ピストンとをベアリングを介してそれぞれ相対回転自在に連結したことを特徴とする動力配分装置のクラッチ機構。

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