特許
J-GLOBAL ID:200903015989032340

アモルファス磁性材料およびそれを用いた磁気コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-176458
公開番号(公開出願番号):特開平11-071659
出願日: 1998年06月23日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 可飽和コア、低損失コア、高透磁率コアなどとして用いるアモルファス磁性材料において、製造コストの低減を図った上で、高周波域での使用に適合するような磁気特性およびその熱安定性を高めることが求められている。【解決手段】 (Fe<SB>1-a-b </SB>Ni<SB>a </SB>M<SB>b </SB>)<SB>100-x-y </SB>Si<SB>x </SB>B<SB>y </SB>(MはMn、Cr、Co、Nb、V、Mo、Ta、WおよびZrから選ばれる少なくとも 1種の元素、 0.395≦ a≦0.7 、 0≦ b≦0.21、 1-a-b<a 、 6≦ x≦18at% 、10≦ y≦18at% )で実質的に表される組成を有するアモルファス磁性材料である。このようなNiリッチなFe-Niをベースとするアモルファス磁性材料は、 473〜573Kのキュリー温度T<SB>c </SB>、 0.5〜0.9Tの最大磁束密度B<SB>m </SB>を有する。残留磁束密度B<SB>r </SB>と最大磁束密度B<SB>m </SB>との比B<SB>r </SB>/B<SB>m </SB>は、要求特性に応じて制御することができ、可飽和コアなどに用いられる場合には 60%以上とする。
請求項(抜粋):
一般式:(Fe<SB>1-a-b </SB>Ni<SB>a </SB>M<SB>b </SB>)<SB>100-x-y </SB>Si<SB>x </SB>B<SB>y</SB>(式中、MはMn、Cr、Co、Nb、V、Mo、Ta、WおよびZrから選ばれる少なくとも 1種の元素を示し、a、b、xおよびyはそれぞれ 0.395≦ a≦0.7 、 0≦ b≦0.21、 1-a-b<a 、 6≦ x≦18at% 、10≦ y≦18at% を満足する値である)で実質的に表される組成を具備することを特徴とするアモルファス磁性材料。
IPC (3件):
C22C 45/04 ,  C22C 45/02 ,  H01F 27/24
FI (3件):
C22C 45/04 E ,  C22C 45/02 A ,  H01F 27/24 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-186560
  • 特開昭60-245201
  • 特開平1-227405
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