特許

J-GLOBAL ID：200903015994495103

脂肪族ポリエステル組成物からなる延伸中空成形体

発明者： 藤巻 隆 ,  梅山 浩 ,  茂木 義博 ,  針谷 憲璋 ,  谷口 正幸 ,  今泉 光博 ,  渡辺 徹 ,  日野 利明
出願人/特許権者： 昭和高分子株式会社 ,  凸版印刷株式会社 ,  昭和電工株式会社
代理人 (1件)： 矢口 平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-246445
公開番号（公開出願番号）：特開平8-109325
出願日： 1994年10月12日
公開日（公表日）： 1996年04月30日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、堆肥中、土中で速やかな生分解性を有し、熱安定性および機械的強度等に優れており、洗剤、化粧品、飲料等各種容器および工業用製品として有用な延伸中空成形体を提供することにある。【構成】 コハク酸70〜90モル%およびアジピン酸10〜30モル%とからなる酸成分1モルと、グリコール1〜1.1モルとを重縮合して得たポリエステルジオールをジイソシアナートで結合した数平均分子量50,000以上の線状脂肪族ポリエステル共重合体(A)と、コハク酸1モルと1,4-ブタンジオール1〜1.1モルとを重縮合させて得た脂肪族ポリエステル(B)の組成物、(A)と第3成分を含む長鎖分岐構造の脂肪族ポリエステル(C)または(D)との組成物からなる延伸中空成形体。【効果】 脂肪族ポリエステル共重合体が主体であるので、より速く多様な生分解性を有し、熱安定性および機械的強度に優れた延伸中空成形体が得られた。

請求項（抜粋）：

〔I〕(1)コハク酸70〜90モル%およびアジピン酸10〜30モル%からなる酸成分1モルと(2)グリコール1〜1.1モルとを重縮合させて得たポリエステルジオール100重量部に、(3)ジイソシアナート0.1〜5重量部を結合反応させて得た数平均分子量50,000以上の線状構造の脂肪族ポリエステル共重合体(A)97.5〜75重量部と、〔II〕(4)コハク酸1モルと(5)1,4-ブタンジオール1〜1.1モルとを重縮合させて得た、ポリエステルジオール100重量部に、(6)ジイソシアナート0.1〜5重量部を結合反応させて得た数平均分子量50,000以上の線状構造の脂肪族ポリエステル(B)2.5〜25重量部とからなり、かつ融点が70°C以上の脂肪族ポリエステル組成物からなる延伸中空成形体。

IPC (5件)：

C08L 75/06 NGH ,  B29C 49/00 ,  C08G 63/685 NNN ,  B29K 75:00 ,  B29L 22:00